新月王

スイカの育て方.com

新月王

読了までの目安時間:約 4分

 


スポンサードリンク



新月王

 

 

新月王(しんげつおう)は黒皮の大玉スイカ品種で、
丸種株式会社から販売されている品種の一つです。

 

肉質は硬めでシャリ感がとても強いです。
新月王の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 


[新月王]

 

 

◎暗黒緑色の果皮を持つどっしりとした大玉スイカ品種

 

新月王は黒皮スイカ品種の一つで、
縞模様がほとんど見えず、ツヤがあり、黒に近い暗緑色をしています。
栽培によっては薄くなりますが、
それでも縞模様が現れにくいです。

 

大きさは7kg~8kgになる大玉で、
円に近い豊円形になり、見栄えがとても良いです。

 

果皮と大きさから、どっしりとした見た目をしています。

 

◎子づるが揃って育つため、仕立てやすい

摘心後からの子づるの発生がとても良く、
子づるが揃って発生します。
そのため、摘心後のつるの仕立てがしやすく、整理しやすいです。

 

栽培はハウスを使った抑制、促成栽培から、
トンネル栽培まで適しており、
地域によっては地植えでも十分育ちます。

 

ハウス抑制、促進栽培で3本仕立て1果収穫、
トンネル栽培で3本仕立て1果収穫か、
4本仕立て2果収穫が適しています。

 

家庭菜園なら、トンネル栽培が育てやすいため、
3本仕立て、または4本仕立てが栽培しやすいです。

 

生育初期の草勢は強く、生育が旺盛ですが、
着果時期からの草勢は落ち着き、中程度です。
この時期から収穫までは草勢を維持することが大事になります。

 

◎締まった肉質でシャリ感が良い

果肉は鮮桃紅色をしている赤肉品種です。

 

丸種株式会社の中でも果肉がしっかりしており、硬いです。
硬く、締まっているため、シャリ感が強く、食感が良いです。

 

また、糖度は12度以上に安定するため、
食味も優れ、食感食味に優れる大玉品種です。

 

 

 

 

■新月王

 

◎特徴
・暗緑色をした外皮を持つ大玉スイカ
・7kg~8kgの豊円形になる
・縞模様はほとんど見えない
・初期成育は旺盛で、その後の草勢は中程度で強すぎない
・雌花の着きと着果性が良い
・子づるの発生が良く安定し、仕立てやすい
・果肉は鮮紅桃色をしている赤肉品種
・肉質が硬めでシャリ感が強く締まっている
・糖度は12度以上に安定して食味に優れる

 

◎栽培のコツ
・ハウス促成、抑制栽培で3本仕立て1果収穫、
トンネル栽培で2本~3本仕立て1果収穫、または、
4本仕立て2果収穫が理想
・大玉でしっかりしたスイカを収穫したい場合、着果後から収穫まで肥料を効かせ、持続させる
・草勢が弱ると果皮が薄くなるので、なるべく草勢を維持する
・食味が良いので、完熟してから収穫する

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


スポンサードリンク

 

タグ :

スイカの品種

人気の記事!