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巨峰L
巨峰L
巨峰Lは大玉スイカの品種名で、株式会社神田育種農場の品種です。
同社から販売されている巨峰とよく似た特徴を持っています。
低温での肥大性に優れ、着果性も良く糖度も高いです。
巨峰Lの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[巨峰L]
◎果肉が色濃く、高糖度な大玉スイカ品種
大きさは8kgになり、
縞模様が鮮明に出る、縞ありの大玉スイカです。
果肉の色は濃く、濃紅色です。
同社から販売されている巨峰よりも色が濃いです。
カットすると色が映え、美しいです。
糖度は高く安定し、
適度なシャリ感もあるため食感食味ともに良いです。
形は正球形に近い形になり、果形は揃います。
空洞果の発生が少なく秀品率も高いです。
◎草勢は中程度でつるの管理がしやすい
草勢は強くなく、中程度です。
そのため、元肥は基準通りに入れるか、やや多めに入れて育てると良いです。
草勢は中程度ですがつるの伸びが旺盛です。
つるが良く伸びるので仕立てやすく、管理がしやすいです。
◎低温下での着果性、肥大性に優れる
巨峰と比べて低温での着果性、肥大性が特に良いため、
ハウス栽培、ハウス抑制栽培で育てると特性を生かせます。
抑制栽培は7月～8月から栽培を始め、10月以降に収穫する作型になります。
家庭菜園では難易度が高いので、トンネル栽培を選択したほうが良いです。
ハウス、ハウス抑制栽培のほかには、
大型、中型、小型トンネルでの栽培に適しています。
家庭菜園で選択しやすい中型トンネル、小型トンネルでは、
6月～8月に収穫する作型が最適です。
■巨峰L
◎特徴
・8kg以上になる大玉スイカ品種
・果形は正球形に近い
・縞模様が鮮明に出る
・草勢は強くなく、中程度でつるの伸びが良い
・低温下でも花粉の出、着果性に優れる
・肥大性もよく、低温でもよく肥大する
・空洞果の発生は少ない
・果肉は濃い紅色で糖度が高く安定する
・ハウス栽培からトンネル栽培まで適応する
・ハウス抑制栽培でも栽培ができる
◎栽培のコツ
・草勢は強くないので元肥は基準よりやや多めに与える
・つるの伸びが良いので早めに仕立てる
・中型、小型トンネルの6月～7月収穫で開花後38日～43日が収穫の適期
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培
