ミゼット

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ミゼット

 

 

ミゼットは、サカタのタネが改良して販売している、小玉スイカの品種です。
ビーチボールのようなかわいらしい姿をしたミゼットとは、
どのような特徴と魅力を持ったスイカなのでしょうか。

また、育て方にコツはあるのでしょうか。

 

 

[ミゼット]

 

 

◎なめらかな食感の小玉スイカ
ミゼットは、ビーチボールのように整った正球形をしています。
表面の皮には、緑と黒の縞模様がありますが、
地の色が明るい緑色で黒いラインが細く、見た目は可愛らしい印象があります。

 

重さも小玉スイカとしてもやや小ぶりな2kg前後となっています。
中の果肉は明るいレモンイエローで、黒い種とのコントラストがキレイです。

 

小ぶりであるがために、家庭用の冷蔵庫にも入れやすく、
少人数でも無理なく食べきれるサイズなのが嬉しいです。
半分に切ったミゼットを、スプーンを使って一人で贅沢に食べるのも楽しいです。

 

糖度は12度前後まで上がるため、爽やかな香りと濃厚な旨みと甘みが楽しめます。
ミゼットの果肉は繊維が少ないため、
一般的なスイカのようなシャリ感があまりありません。

 

その分、口の中でほどけるように崩れ、
なめらかな食感を楽しむことができる、珍しい品種です。

 

皮際の白い部分が少なく、ぎりぎりまで果肉を食べることができて、
小玉ながらも食後の満足度が高いです。

 

 

◎家庭菜園にお勧めの品種

ミゼットを栽培するなら、7月~8月に収穫する露地栽培がお勧めです。
露地でも育てやすいということで、家庭菜園にも向きます。

 

自宅で黄玉のスイカを育てて食べることができたら、嬉しいですよね。
黄玉スイカといっても、育て方に特別なことは何もありません。

 

基本の小玉スイカの栽培方法で、十分育てることができます。
黄玉という少し珍しいタイプのスイカではありますが、
スイカ栽培初心者の方にもお勧めできる品種です。

 

受粉させた実は、交配日から32日~35日を目安にして収穫を行います。
ただ、日数だけで収穫すると、誤差が出る場合もあり、
打音や実のすぐ近くにある巻きひげの枯れ具合などと総合し、
収穫適期かどうかを判断するようにします。

 

 

◎つる割病に注意

ミゼットは基本の栽培方法で育てることができる品種ですが、
それだけに病害虫には注意が必要です。

 

栽培初期のアブラムシやウリハムシによる被害は、
大きくなればなるほど株を弱らせます。

 

また、つる割病など、スイカがかかりやすい病気にも注意します。
つる割病の原因となる菌は、
発生すると同じ場所に4年~5年は潜在するといわれています。

 

ウリ科は連作を嫌うものが多く、スイカもそのうちの1つです。
できれば連作しないようにするのが一番ですが、
狭いスペースで菜園を楽しんでいる場合は、
連作を余儀なくされることもあります。

 

その場合は、病気に強いユウガオを台木にして接ぎ木すると良いでしょう。
つる割病の他にも、アブラムシなどが原因でモザイク病にかかることがあります。
病害虫は被害が出てからでは対処が難しくなるケースも多いので、
発生しないように予防に徹するようにします。

 

 

■ミゼット スイカ

 

◎特徴
・1玉2kg前後のかわいらしい小玉スイカ
・正球形で、明るい緑に細い黒ラインの縞模様を持っている
・果肉は明るいレモンイエローで、黒い種とのコントラストが美しい
・糖度は12度前後まで上がり、爽やかな香りと濃厚な旨みと甘みが楽しめる
・果肉の繊維が少なく、柔らかな食感となめらかな舌触りを楽しむことができる
・7月~8月収穫の露地栽培に向く
・育てやすい品種のため、家庭菜園にもお勧め
・栽培方法は基本通りのため、スイカ栽培初心者にもお勧め
・収穫までの日数は、交配から32日~35日が目安となる
・交配からの日数だけでは誤差が出る場合があるため、
打音や巻きひげの枯れ具合などと総合して収穫適期かどうかの判断をする
・ウリ科の植物なので、連作を避けて栽培する
・つる割病などが心配な場合や、連作をする場合は、
病気に強いユウガオを台木に接ぎ木するのがお勧め

 

◎栽培のコツ
・基本の育て方は、一般の小玉スイカと同じ

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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