オレンジシャーベット

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2020年06月21日（日）

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オレンジシャーベット

オレンジシャーベットはオレンジ色の果肉をした中玉スイカ品種で、
栽培によっては糖度16度にもなる甘いスイカです。

食感はサクサクとしていて、シャーベットのようなことから名前がつきました。
オレンジシャーベットの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

[オレンジシャーベット]

◎4kg～5kgの大きさになる中玉スイカ

形はやや縦に長い高球形で、緑色の地に濃緑色の太い縞模様が入ります。

大きさは4kg～5kg前後で、
小玉スイカより大きく、大玉スイカよりやや小さいサイズです。

小玉スイカと大玉スイカの中間サイズなので、
小さすぎず、大きすぎないスイカを育てたい場合は中玉スイカを選択すると良いです。

◎F1品種で、接ぎ木苗で販売されている

オレンジシャーベットの苗は一般販売では見かけることが少なく、珍しいです。

国華園から販売されている品種のため、通販で購入でき、
国華園のオンラインショップなら接ぎ木苗で1株から販売されています。

接ぎ木苗は、接ぎ木をしていない自根よりも接ぎ木苗のほうが育てやすく、
草勢が維持しやすかったり、病害に強い、着果性が良いという利点があります。

また、やむを得ず連作をする場合も接ぎ木苗を選ぶと育てやすく、
接ぎ木苗では多少の連作障害も防ぐことができます。

◎果肉はオレンジ色をしていて、独特な食感を持つ

果肉色はオレンジ色で、皮の際まで綺麗に発色します。
肉質は柔らかめで、サクサクとした食感です。

まるでシャーベットのような食感をしていることから、
オレンジシャーベットという名前になっています。

糖度は13度に安定し、

栽培によっては16度まで上がることもあり、
サクサクとした甘いスイカを味わえます。

■オレンジシャーベット

◎特徴
・太い縞模様が入る中玉スイカ品種
・大きさは4kg～5kgで、やや高球形になる
・F1品種で、接ぎ木苗がある
・果肉はオレンジ色をしていて、綺麗に発色する
・皮は薄く、皮の際まで発色する
・食感は独特で、サクサクしている
・糖度は13度前後で、栽培によっては16度にもなる

◎栽培のコツ
・元肥は基準通りに与える
・接ぎ木苗の場合、台木から伸びてきたつるや葉は早めに摘み取る
・1株につき1果～3果の着果が目安で、草勢の維持が難しい場合、
着果数を減らしたり、不要なつるを摘み取る

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