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スイカ 鳥獣 対策
スイカの鳥害
スイカ栽培では、実を収穫する時が一番の喜びです。
無事に着果した実が、徐々に大きく育っていく姿を見ていると、
日に日に楽しみな気持ちも大きくなっていきます。
ところが、順調に育っていたはずの実が、何者かによって食い荒らされることがあります。
スイカがおいしいということは、人間以外の動物も知っています。
スイカ栽培で鳥獣被害に合わないためには、どのような対策があるのでしょうか。
[スイカ 鳥獣 対策]
■スイカ 鳥獣 対策
スイカを食害する鳥獣は、カラス・アライグマ・タヌキ・ハクビシンなどです。
いずれの鳥獣も、そろそろ収穫時期かなという頃を見計らって、人間よりも先に食害します。
被害にあったことがある方は、できるだけ早めに対策をしておきましょう。
もし、食害する鳥獣が何なのか特定できている場合は、
その鳥獣に対してのみ対策をしておくということもできます。
また、まだ被害にあったことがない方も、
どこで鳥獣がおいしいスイカを狙っているか分からないので、
予防のために対策しておくのがお勧めです。
・品種選び
実は、スイカの栽培を始める前にも、鳥獣被害を軽減する対策があります。
それが、品種選びです。
黒皮系や楕円形の品種を選ぶと、被害が出にくくなります。
これは、一般的なスイカと模様や色、形が異なることにより、
カラスなどの鳥獣がスイカだと判断できないため、被害が出にくくなるのだそうです。
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・ワラ
マルチに利用する敷きワラを、大きくなってきたスイカの実にかぶせることで、
どこにスイカの実があるのか、見えなくする方法です。
とても原始的なように見えますが、意外と効果があります。
特にカラスなど、実の位置や状態を目で確認して被害を出す鳥獣に効果があります。
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・カゴ
スーパーに置いてあるような、プラスチック製のカゴを実の上にかぶせることで、
鳥獣から実を守ります。
こちらもとても簡単ですが、
カラスのような目で見るタイプの鳥獣へのカモフラージュになります。
さらに、タヌキやハクビシンなど、ほ乳類系の鳥獣に対しては、
持ち上げるのに時間がかかるため、食害せずに諦める可能性が高いです。
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ネットはこのように使用します
・ネット
ホームセンターなどで市販されている、鳥獣ネットを利用するのもお勧めです。
スイカの栽培エリア全体にネットをかぶせることで、鳥獣の侵入を防ぎます。
ただネットをかぶせただけでは、被害が出ることもあります。
その場合は、支柱をエリアの外側に挿し込み、その上からネットをかぶせます。
側面からの侵入も防ぎたい場合は、側面にも忘れずにネットを設置しましょう。
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・電気柵
鳥獣対策の最終手段として、電気柵があります。
イノシシ対策などで、テレビのニュースで流れることがあるため、
知っているという方も多いでしょう。
電気柵をすることで、外からの侵入がかなり難しくなり、鳥獣被害の軽減が期待できます。
その反面、設置には電気工事士の資格の所有や、他への配慮などが必要となります。
安易に設置すると、事故の元となるため、よく考えて計画してから実行しましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培