羅皇AR

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羅皇AR

 

 

羅皇ARはナント育苗から販売されている羅皇シリーズの一つで、
炭そ病に強く、地植え栽培向きの品種です。

 

糖度は13度以上になり、栽培によっては15度近くの数値にもなり、食味に優れます。
羅皇ARの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

 

[羅皇AR]

 

 

 

 

◎炭そ病に耐病性を持つ

炭そ病は地植え栽培でよく発生する病害の一つで、
特に梅雨時期に発生しやすいです。

連作でも発生する病気で、炭そ病になると株が枯れ、
葉から茎、果実まで発病します。

 

羅皇ARは炭そ病に耐病性を持っているため、
炭そ病が原因の枯れや、枯れることによる草勢の低下を防ぐことができます。

 

耐病性を持ちますが、
前年、ウリ科を育てた土や場所、
炭そ病が発生した土などでは育てないほうが良いです。

 

◎つる持ちがよく、肥大性に優れる

草勢はやや強く、生育後半まで草勢が維持します。
着果性が良く、草勢が強いと起こりやすいつるボケも起こりにくいです。
つる持ちが良いので、着果負担が少なく済みます。

 

1株あたり2果が基本ですが、
2果以上着果させても安定し、肥大します。
裂果や空洞果、うるみ果の発生も少ないです。

 

ハウスやトンネル、地植え栽培と、
栽培に幅広く適応する品種です。

 

◎糖度が高く、糖度の乗りも早い

やや腰高で縞模様がはっきりとした大玉スイカです。
大きさは8kg~9kgになり、表皮は緑色に濃緑色の縞模様が出ます。
色がしらけにくく、見栄えが良いです。

 

糖度の乗りが早いので、早くから甘いスイカになります。
糖度は13度前後と安定し、甘いです。
栽培によっては14度、15度近くにもなります。

 

肉質はやや硬く、しっかりとしたシャリ感を持っています。
食感、食味ともに優れる品種です。

 

 

 

 

■羅皇AR


◎特徴

・大きさが8kg~9kgの大玉スイカ
・濃桃紅色の果肉をした赤肉スイカ
・炭そ病に耐病性を持つ
・草勢はやや強い
・空洞果などの発生が少ない
・やや硬めの肉質でシャリ感が良い
・糖度は13度前後に安定する

 

◎栽培のコツ
・元肥はやや控えめにし、
・炭そ病に耐病性を持つが、発生が続いた土は使わない
・6月~7月収穫で開花後46日が収穫適期

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカの品種

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