吉野

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吉野

 

 

吉野はトンネル栽培に最適な大玉スイカ品種で、
トンネル栽培のほか、地植え栽培にも適しています。

 

株式会社神田育種農場の品種で、
同社から販売されている巨峰Lを改良した品種です。

 

吉野の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

 

[吉野]

 

 

◎食感が良く、コクのある食味を持つ大玉赤肉スイカ

吉野は巨峰Lより果肉がしっかりとしていて締まっているため、
シャリ感がより強く感じることができます。

 

種の周りも崩れることなく、肉くずれしにくく、カットしても見栄えが良いです。

 

果肉の色は濃く、濃朱紅色をしています。
コクのある風味で、糖度も12度以上で安定するため、食味が良いです。

 

大きさ、形は、7kg~8kgに揃う大玉スイカで、
形は正球形~高球形になります。

 

◎トンネル栽培、地植え栽培に最適

栽培はハウス栽培から地植え栽培に対応しますが、
適しているのは、大型トンネル~小型トンネルです。

 

家庭菜園で栽培しやすい小型トンネルで、
4月下旬植え付け、7月~8月収穫の作型が最適です。

 

地植え栽培でも育てることができ、
植え付けは5月上旬までに行うと、トンネル栽培と同じくらいの時期に収穫ができます。

 

収穫時期は、小型トンネル、地植え栽培の7月収穫で、
開花後43日~40日が適期です。

 

◎草勢は中程度

草勢は強くなく、中程度です。
そのため、着果後の草勢が落ちないように管理することが大事です。

 

スイカは追肥で育てるより、元肥で育てるので、
元肥はやや多めくらいに与えておくと、草勢のコントロールがしやすくなります。

 

着果性は良く、着果が安定するため、
草勢の維持が出来れば、育てやすい品種です。

 

 

 

 

■吉野

 

◎特徴
・7kg~8kgの大きさになる大玉スイカ
・縞模様がある品種で、地色が濃く、縞が太い
・草勢は中程度
・着果性がよく、安定する
・栽培はトンネル栽培から地植え栽培に適している
・果肉は色が濃く、濃朱紅色をした赤肉
・糖度は12度以上に安定する
・コクのある食味で美味
・締まった肉質でシャリ感が強い
・果肉がしっかりしているので肉くずれしにくい

 

◎栽培のコツ
・草勢が強い方ではないので、元肥は基準通りか、やや多めくらいに入れる
・7月収穫で開花後43日、7月~8月収穫で開花後40日前後が収穫の適期

 

 

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカの品種

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