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スイカの種 食べられる?
スイカを食べていると、ふと種の存在が気になることがあります
食べる時に種が邪魔になるということで、
種なしスイカを好んで食べる方もいるのではないでしょうか。
種のある普通のスイカを食べている時、
誤って噛んだり飲み込んだりしてしまうことがあります。
このスイカの種には、有害なものなどが含まれているのでしょうか。
[スイカの種 食べられる?]
■スイカの種は食べられる?
スイカを食べている時、積極的にスイカの種も一緒に食べる人は少ないでしょう。
ほとんどの人は、最初に種を取り除いてから果肉をかじったり、
口に入ってしまった種を出しています。
ただ、気を付けて食べていても、
どうしても硬い種を噛んだり、飲み込むこともあります。
スイカの種をそのまま飲みこんでしまうと、
お腹の中で芽が出てしまうという話をよく聞きます。
他にも、スイカの種を食べると虫垂炎になる、というような話もあります。
けれど、どちらもうわさ話の域を越えません。
実際、スイカの種には特に毒となるような成分は含まれておらず、
種を噛んだり飲み込んでも、お腹の中で芽が出たりすることはありません。
丸ごと飲み込んだ場合は、硬い殻が消化されずに残るため、
便と一緒にそのまま排出されます。
噛み砕いたものを飲み込んだとしても、虫垂炎になることもありません。
ただ、殻が硬いため、一度に多量の種を食べると、
消化不良を起こして腹痛を引き起こす可能性があります。
毒はありませんし、お腹の中で芽が出たり、
虫垂炎の原因になるということもありませんが、
あまり多量に飲み込んでしまわないようにした方が良いでしょう。
■改良されたスイカあれこれ
スーパーで見かけるスイカは、だんだんと種類が増えています。
縞模様のスイカや、表皮が真っ黒のスイカ、果肉が標準的な赤い色のもの、
黄色やオレンジのものなど、意外と種類はたくさんあります。
品種で見てみると、さらにたくさんの種類が存在し、毎年新品種が発表されています。
たくさんあるスイカ品種の中には、
種のわずらわしさを減らすために改良された種なし品種や、
種がとても小さく、飲み込んでも気にならない種が小粒の品種もあります。
種なしスイカは、文字通り黒くて硬い種が発生せず、
あっても白くて小さな柔らかいシイナと呼ばれるもののみです。
種の粒が極小に改良されたものは、種の粒がとても小さく、
食べた時に歯に当たらずに飲み込めて、気にせず食べられるようになっています。
日本人は、スイカは果肉を食べるものというイメージが強いですが、
地域によっては、皮を漬物にしたりすることもあります。
台湾醤油瓜子 お茶うけ 醤油味スイカの種 C)スペシャル・チャイナ
中国では、種を炒って殻をはずして食べる習慣があります。
スイカの種には、オレイン酸などの良質な脂質やビタミンEが豊富に含まれています。
しかも、炒って軽く塩をふったスイカの種は、
ローストしたナッツのような風味があり、おいしいそうです。
中国では、種の可食部を増やすために、
通常より種が大きく生長するように改良された品種もあります。
日本で販売されているスイカも、種をとってよく洗って乾燥させ、
炒って塩をふって殻を割って食べれば、同じようにスイカの種を楽しめます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培