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スイカ 収穫後の日持ち
蒸し暑い夏になると、やっぱりスイカ!
けれど、丸ごと1個のスイカを消費するのは、難しいこともあります。
家庭菜園で育てたスイカが豊作だったり、
スイカがたくさんあって嬉しい悲鳴を上げることもあるでしょう。
そんな時、気になるのがスイカの日持ちです。
スイカは収穫してから、どれくらい日持ちするものなのでしょうか。
[スイカ 収穫後の日持ち]
■スイカ 収穫後の日持ちは?
スイカはみずみずしく、シャリシャリとした食感がおいしいですが、
実際にどれくらい日持ちがするのかは、はっきりと分かりません。
スイカは果実の切り方によって、日持ちする期間が異なります。
切っていない丸ごとの状態、半分などに切ったスイカ、
実だけを食べやすいサイズにカットしたカップスイカでは、
どれくらい日持ちが変わるのでしょうか。
丸ごとのスイカは、15度前後から常温の涼しい場所で保管します
・丸ごとの状態
まだ切っていない、丸ごとの状態のスイカは、最も日持ちがします。
スイカは丈夫な外皮を持っているため、
暑さにも強く、収穫後も意外と日持ちします。
だいたいの目安は、2週間~1ヶ月ほどだそうです。
生の食品なので、冷蔵庫に入れた方が日持ちしそうな気がしますが、
スイカの場合は、常温保存が基本です。
冷蔵庫のように、10度以下の場所に置いていると、徐々に甘みが減っていきます。
冷たいところに置くと、かえって日持ちしなくなるのです。
丸ごとのスイカの保存に適しているのは、15度前後だといわれていますが、
夏の常温でも問題はありません。
ただ、常温といっても、できるだけ涼しい場所に置いておいた方が安心です。
夏なら、冷房の効いた部屋の暗い場所がお勧めです。
スーパーなどで売られているスイカは、収穫後、数日経っているものが多いですが、
すぐに食べないと傷むということは稀です。
自宅で育てて収穫したスイカも、2週間~1ヶ月を目処に、
早めに食べるのがお勧めです。
早く食べようにゃ~! 拙宅の猫もスイカが好きです
・切ったスイカ
大玉スイカなどは、一度に食べ切るのは難しいものです。
そんな時は、切った状態のスイカを保存することも多いでしょう。
丸ごとのスイカに比べ、切ったスイカは日持ちがしません。
中の果肉が空気に触れやすい分、傷みやすいのです。
切ったスイカは、断面にラップをピッチリと張り付けて空気に触れにくくし、
残った実を全体的にラップやビニール袋に包んで、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
この時も、冷蔵室など温度の低すぎる場所は、避けた方が良いでしょう。
スイカは切ると、格段に日持ち性が悪くなります。
冷蔵庫の野菜室に保存したとしても、数日~1週間を目処に食べ切りましょう。
状態によっては、すぐに傷み始めることもあるので、
できる限り早めを意識して食べきるようにします。
カットすると食べやすくていいですね
・カップスイカ
スイカの皮を取り除き、果肉部分だけを食べやすいサイズにカットしたものを、
タッパーなどに入れておくと、いつでも気軽に食べられて便利です。
けれど、外気から守ってくれる丈夫な皮がまったくなく、
空気にも触れやすい上に、カットする時に手が触れるため、
とても傷みやすい状態となります。
保存する時の容器は、一度消毒した清潔なものを使います。
また、冷蔵庫で保存しますが、日持ちはしません。
1日~3日のうちに、必ず食べ切りましょう。
どうしても数日のうちに食べ切るのが難しい場合は、
カットしたスイカを冷凍しましょう。
冷凍しておくことで、日持ちするようになります。
2週間~1ヶ月を目安に食べ切れば、食味の劣化も少ないです。
ただし、冷凍したスイカをそのまま解凍すると、水分が出て食感が変わります。
スイカでお菓子作りも楽しいです
冷凍したスイカは、凍ったままシャーベットとして食べるか、
凍った状態でスムージーなどに利用して消費しましょう。
あるいは、解凍したスイカをミキサーにかけてジュース状にし、
ゼリーやババロアなどのお菓子に利用する方法もあります。
食べ切れる分だけを冷蔵で保存し、あとは冷凍保存にしておくと便利です。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培