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NWー562
NWー562
NWー562はナント種苗から発表されている予告品種で、
高温期の栽培に適した黄肉のスイカ品種です。
黒皮の小玉スイカで、同社から販売されているなつここあの黄肉版です。
NWー562の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[NWー562]
■NWー562
◎黄肉の小玉スイカ
NWー562はナント種苗から発表されており、
予告品種としてパンフレットに乗っています。
特徴は同社から販売されているなつここあに似ており、
なつここあの黄肉版です。
果肉は鮮やかな黄色をしています。
大きさは2.0kg~2.5kgの食べきりサイズの小玉スイカです。
果皮は黒色にちかい濃緑色をしていて、
粉のようなものが表皮に発生します。
これはブルームというもので、新鮮な証拠です。
◎高温期の栽培でも品質が良い
黄肉品種の弱点として、
栽培中、高温期を挟むと品質がやや落ちる傾向があります。
特に、5月中下旬に植え付けをするトンネル栽培は、
8月頃の収穫になるので、栽培期間中に高温期を挟むことになります。
高温期では裂果やうるみ果が発生しやすいですが、
なつここあの特徴を持っているので、
裂果、うるみ果の発生が少ないです。
高温期でも、シャリ感が残り、
縞模様が見えない黒皮の表皮なので、品質が良いです。
草勢は中程度なので、強整枝は避け、
やや放任気味にして育てるようにすると、
草勢が落ちにくいです。
縞模様がある品種に比べ、
3日~5日程度遅い収穫になります。
◎糖度は12.5度以上になり、食味が良い
比較的果肉が硬いため、黄肉品種の中ではシャリ感が強いです。
糖度は12.5度前後に安定し、
高温期でも食味、食感ともに良いです。
果肉が黄色で皮が黒は、インパクトありますね
■特徴
・2kg~2.5kgの食べきりサイズの小玉スイカ
・草勢は中程度
・作型は一般的な作型より遅い植え付けでも育つ
・表皮は黒皮で、ブルームが発生する
・黄肉品種の中では果肉が硬め
・高温期の栽培でもシャリ感がある
■栽培のコツ
・やや遅い植え付けでも育つので、トンネル栽培で5月頃の植え付けも可能
・草勢が中程度なので、着果の際、低節位の着果は避ける
・整枝は控えめにし、放任気味にする
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培