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縞無双HG
縞無双HG
縞無双HGは縞無双シリーズの一つで、縞無双、縞無双Hの改良品種です。
同様に、株式会社神田育種農場から販売されている品種です。
縞無双Hと同程度に秀品率が高い大玉赤肉スイカです。
縞無双HGの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[縞無双HG]
◎外観が良く、揃いが良い
縞無双シリーズの良いところを引き継いでおり、
外観に優れています。
果皮の地色が濃く、更に濃い縞模様が太く入ります。
形は整っていて、正球形に良く揃い、
空洞果、変形果の発生も少ないです。
空洞果、変形果の発生が少ないことから、秀品率が高く、
縞無双Hと同等の秀品率です。
山形県産 尾花沢すいか 縞無双HG
◎ハウス半促成、トンネル栽培に適している
栽培はハウスを使った半促成から、
大型トンネル、中型トンネル、小型トンネルを使った栽培が適しています。
半促成栽培は一般的な栽培よりも早く栽培する作型で、
ハウスで栽培し、加温設備を使って5月頃に収穫できます。
家庭菜園では難しいので、
トンネル栽培のほうが育てやすいです。
トンネル栽培の場合、3月~4月に植え付けをし、
6月~7月に収穫をするという作型になります。
6月~7月収穫で開花後、43日前後で収穫ができます。
草勢は中程度~やや強いくらいで、
収穫期ごろになるとつるが暴れる傾向がありますが、
縞無双HGはつるが暴れず、大人しいのでコントロールしやすいです。
◎悪条件でも糖度が12度以上になる
梅雨が長く、天候に恵まれず、
日照時間が短い場合でも、糖度は12度以上に安定します。
悪条件でも美味しいスイカを育てることができます。
糖度が高い中心部と糖度の低い皮目の部分ですが、
糖度差が少ないため、最後まで美味しく食べることができます。
■縞無双HG
◎特徴
・大きさは6kg~8kgで、栽培によっては8kg以上になる大玉品種
・地色が濃く、濃緑色の縞模様が太め
・形は正球形~やや高球形に揃い、整った形になる
・草勢は中程度~やや強めで草勢をコントロールしやすい
・低温下での花粉の出、雌花の発生が良い
・裂果の心配が少ない
・栽培はハウス半促成、トンネル栽培が最適
・初期肥大がゆるやかだが、しっかりと肥大する
・天候が悪条件でも糖度は12度以上に安定する
・果肉は鮮紅色をしていて、繊維質が少なく、適度なシャリ感
◎栽培のコツ
・トンネル栽培で6月~7月に収穫できる
・6月~7月収穫で開花後、43日程度で収穫ができる
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培