種無しキング

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2019年05月06日（月）

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種無しキング

種無しキングは名前の通り、種無しスイカ品種の一つで、
鮮やかな表皮とくっきりとした縞模様を持つ大玉スイカです。

国華園の品種で、接ぎ木苗として販売されています。
種無しキングの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

[種無しキング]

■種無しキング

◎3倍体の種無し品種

種無しキングは種が無い、種無しスイカです。
種無しスイカは3倍体、3Xなどと呼ばれ、
品種改良により種が出来ないようにされたスイカです。

3倍体のスイカは草勢は強く、生育旺盛です。
肥料が多いとつるボケしやすく、
草勢のコントロールがやや難しいです。

一般的なスイカより多めに不要なつるを摘むと、
草勢をコントロールしやすいです。

また、自らの花粉では受粉することができないので、
種があるスイカと一緒に育て、受粉させる必要があります。
種があるスイカなら、どんな種類でも大丈夫です。

◎シイナが小さく食べやすい

種無しスイカは、完全に種がないということではなく、
未熟な種子があらわれることがあります。
この未熟な種子のことをシイナと言います。

シイナは白い種のようなもので軟らかく、
栽培によってはやや褐色になりますが、
シイナが特に小さいので食べやすいです。

種を避ける必要がないので、そのまま食べられます。

◎糖度は13度以上に安定

糖度は13度以上と高く、13度～14度に安定します。
大玉スイカの中では糖度が高いほうです。

糖度が高いので、甘く感じることができます。

食感は肉質は締まっていて、シャリ感が強いです。
甘みと強いシャリ感を持つため、食感食味ともに優れます。

■特徴

・7kg～8kgの大玉品種
・種無しの赤肉スイカ
・やや腰高形
・草勢が強い
・接ぎ木苗で販売されている
・しいなが小さいため食べやすい
・糖度は13度以上と高く、食味が良い
・締まった肉質で、シャリ感が強い

■栽培のコツ

・草勢が強いので、元肥は半分程度まで減らして与える
・3本仕立て1果収穫、4本仕立て2果収穫が基本
・3倍体品種なので、他の種ありスイカの花粉で受粉させる

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