夏きらら

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夏きらら

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夏きらら

 

 

夏きららは、大和農園が交配した大玉スイカの品種です。

 

1玉が7kg~9kgにもなる立派な大玉種で、
腰高で少し縦長に整った実は、見栄えがよく、1玉売りにも適します。

 

表面の皮は、日本の夏の風物詩であるスイカならではの縞模様をしています。
縞の緑と黒の色がはっきりとしていて、縞模様も鮮明なので美しい柄をしています。

 

割ってみると、中は鮮やかな赤色で、真っ黒な種との対比も美しいです。
実の端までしっかりと色づくので、どの部分を切っても赤い色が鮮やかです。

 

果肉は少し硬めですが、独特のシャリ感が強いのも魅力的です。
また、果肉が硬めなため日持ち性が良く、
断面が美しいこともあってカットでの販売にも向きます。

 

爽やかなスイカの香りが強いのと、甘みが強いのも特徴的です。
糖度は12度~13度まで上がるため、しっかりと冷やしても甘い味を堪能できます。

 

高温時の生育は良いので、高温期の着果率は良いのですが、
低温にやや弱いところがあります。

 

そのため、育苗中や植え付け直後など、
気温が低い時期には小型のハウスやトンネルを設置しての栽培がお勧めです。

 

気温が十分に上がったら、トンネルをはずして、
光をたっぷりと浴びせるようにすると、甘みが強くなります。

 

家庭菜園で少ない株数だけ栽培する場合は、
トンネルではなくホットキャップをかぶせて保温する方法もあります。

 

プロ農家向けの品種ですが、種を購入することができるので、
スイカ栽培に慣れている人はチャレンジしてみても面白いでしょう。

 

1株4本仕立てで2玉収穫を目指す場合、
平均で8kg~9kgの実を収穫することができます。

 

 

■大玉スイカ 夏きらら

 

◎特徴
・1玉7kg~9kgほどになる大玉種
・縞がやや太く色もはっきりとしているので美しい縞模様
・果肉の色は鮮やかな赤色
・皮の緑、皮際の白、果肉の赤色、種の黒のコントラストが美しい
・甘みが強く糖度12度~13度になる
・果肉の発色がとても良く、端まで色がのる
・果肉は硬めでシャリ感が強い
・果肉の硬さと発色の良さから、カット販売にも適している
・果肉の劣化が非常に遅いので、日持ち性が優れている

 

◎栽培のコツ
・高温期の生育は良い
・低温にやや弱いので、低温期には簡易ハウス、トンネル、ホットキャップなどの保温が必要
・気温が高くなってきたら露地栽培に切り替える

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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スイカの品種

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