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ミニ太陽
ミニ太陽
ミニ太陽は、神田育種農場が販売している、小玉スイカの品種です。
一般的なスイカとは少し違う点があるミニ太陽の、
魅力や特徴は、どこにあるのでしょうか。
また、育て方にもコツがあるので、ご案内します。
[ミニ太陽]
◎太陽のミニサイズ版
もともと神田育種農場から販売されている、
太陽スイカというおいしくて人気の中玉スイカの品種があります。
その太陽のミニサイズ版ということで、ミニ太陽が販売されるようになりました。
太陽は5ｋｇ前後の中玉ですが、
ミニ太陽は1.8ｋｇ～2.5ｋｇほどになる小玉スイカです。
どちらも表皮の地の色が明るい黄色～濃い黄色をしてます。
ミニ太陽にも、地の色よりもやや濃い色の細い縞模様が入っています。
中の果肉は明るい紅色で、種は黒色をしています。
外見が珍しいものは、中も珍しいのかなと身構えてしまいますが、
中は普通の赤い果肉をしていると、それはそれで意外性があって面白いです。
また、見た目のインパクトが強いと、食味に期待できないことも多いですが、
ミニ太陽は食味も良いスイカです。
きちんと甘みがあり、小玉スイカには珍しい、シャリ感の強い肉質が特徴です。
◎実の肥大力に優れる
ミニ太陽は、草勢がやや強めで、着果率も良い品種です。
着果後の実の肥大性もとても良いので、多めに着果させて、
ある程度大きくなったところで摘果をしても、
その後の生育に影響は出にくい性質を持っています。
また、一般的な小玉スイカよりも多めに着果・肥大させることによって、
実が大きくなりすぎて裂果するのを防ぐこともできます。
1株でたくさん収穫できれば、家庭菜園で栽培する場合でも、嬉しいですよね。
◎収穫適期を逃さない
作型は、ハウス～小型のトンネルまで、幅広く適応できます。
交配から収穫までの日数は、3月着果で36日、4月着果で33日、
5月着果で30日前後が目安となります。
草勢が強く、収穫できる実の数も多めでつくりやすい品種ですが、
収穫適期が短いので注意が必要です。
ミニ太陽は、収穫適期の期間が3日ほどとなっているので、
目安となる日数が近づいてきた時には、
近くの巻きづるの枯れ具合などをよく見て収穫しましょう。
■ミニ太陽
◎特徴
・中玉サイズの太陽のミニサイズ版
・1玉1.8ｋｇ～2.5ｋｇほどになる小玉スイカ
・表皮は明るい黄色にやや濃い黄色の細い縞模様が入る、珍しい姿をしている
・形は正球形に近い
・中の果肉は明るい紅色で、表面の色とのギャップが面白い
・爽やかな甘みで、シャリ感の強い果肉が魅力的
・草勢がやや強く、着果率が高く実の肥大性に優れている
・一般的な小玉スイカより、多めの数の実を着果させて収穫できる
・着果前頃から葉脈が黄色くなり、草勢が落ち着く
・葉脈が黄色くなるのは品種の特性なので、病気ではない
・ハウス～小型トンネルまで広い作型で栽培が可能
・開花から収穫までの日数は、3月着果で36日、4月着果で33日、5月着果で30日が目安となる
◎栽培のコツ
・基本の育て方は、一般の小玉スイカと同じで良い
・収穫適期が3日ほどと短いので、とり遅れに注意する
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方
