サマータイム

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2017年04月02日（日）

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サマータイム

サマータイムは、大和農園が改良したスイカ品種です。
楕円形の形が印象的なサマータイム！

サマータイムの特徴はどのようなものなのでしょうか。
また、育て方のコツなどもご紹介します。

[サマータイム]

◎どっしりした卵型スイカ
サマータイムは楕円形のスイカですが、
細長い楕円形ではなく、どっしりした卵型のスイカです。

細長い楕円形タイプと球形タイプのちょうど中間のような姿をしていて、
ころりとした見た目は愛らしさもあります。

形はあまりスイカらしくありませんが、
皮の模様は、緑と黒のスイカらしい縞模様です。

ずんぐりとした形と、横長の縞模様があいまって、
イノシシの子どものウリボウのようにも見えます。

1玉が3ｋｇ～4ｋｇほどの小玉～中玉サイズです。
楕円形なので冷蔵庫にも入れやすく、丸ごと買っても大きすぎず、
少人数でも食べきるのに苦労することもありません。

中を切ってみると、果肉は鮮やかな少しピンクがかった赤色をしていて、
したたるようにみずみずしい果肉が魅力的です。

◎柔らかな食感と濃厚な甘さ
サマータイムは、スイカ特有のシャリっとした爽快な食感よりも、
緻密できめ細かい果肉の、柔らかい食感を楽しむスイカです。

スイカ特有のシャリ感は確かに夏場にとても爽やかにしてくれますが、
きめ細かく柔らかい肉質のスイカも、実はとてもおいしいのです。

サマータイムは糖度が12度～13度まで上がるため、甘みも強く濃厚です。
強い甘みと柔らかい食感が合い、高級感あふれる食味となります。

肉質が柔らかいため、日持ちはあまりませんが、
中玉タイプのスイカなので、少人数でもすぐに食べきれます。

◎家庭菜園でも育てやすい
サマータイムは育てやすいのも魅力の1つです。
スイカ栽培初心者の方や、今まで小玉スイカしか育てたことがない方、
大玉スイカ栽培は難しそうと感じている方にも、お勧めの品種です。

育てやすいため、栽培初心者の方でも安心して育てられます。
小玉スイカしか育てたことがない方も、
大玉スイカを栽培する前に中玉にチャレンジしてみたい方にもぴったりです。

低温と高温に強く、適応できる作型もハウス～露地まで幅広いので、
家庭菜園だけでなく、出荷目的の農家の方にもお勧めです。

1株でつる4本したて3玉収穫を目指せます。
1株で3玉も収穫できれば、家庭菜園では大成功です。

ただ、肉質が柔らかいため、収穫のタイミングには注意が必要です。
収穫適期よりも遅くに収穫すると、肉質が柔らかくなりすぎる場合があります。

糖度上がりと発色が早いので、適期内に収穫するようにしましょう。

■サマータイム

◎特徴
・1玉3ｋｇ～4ｋｇの中玉タイプ
・皮は緑と黒の縞模様、果肉は鮮やかな桃紅色
・糖度は12度～13度まであがり、濃厚な甘さがある
・肉質は柔らかく、シャリ感よりもきめの細かさを楽しむ品種

◎栽培のコツ
・基本の育て方は、一般的なスイカの育て方と同じ
・1株あたりつる4本仕立て、3玉収穫を目指す
・低温と高温に強く、ハウス～露地まで可能

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