人気の投稿とページ
スイカの保存方法
大玉スイカ、小玉スイカ、ラグビーボール形のスイカ。
夏は冷えた甘いスイカが食べたくなりますよね。
大きなスイカを収穫したり、丸ごといただいたり、
買ったりすることもあると思います。
そんな時、きちんとした保存方法で保存しないと、
すぐに傷んだり、甘みが減ってしまいます。
正しい方法で保存し、おいしいうちにいただきましょう。
[スイカの保存方法]
■スイカの保存方法
・カットする前
スイカは切ったものよりも、切っていない状態の方が長持ちします。
水分が多いので、切っていないスイカも、
冷蔵庫で保存するのが良いかというと、実はそうではありません。
冷蔵庫はスイカにとって気温が低すぎます。
気温の低すぎる場所で保存すると、
スイカの甘みがどんどん減っていってしまいます。
切っていない丸のままのスイカを保存する時は、常温保存が基本です。
室内のできるだけ涼しくて暗い場所で保存しましょう。
タオルでまいてから桶で冷やします
スイカの甘みを一番に感じられるベストな温度は、8度~10度です。
食べる2時間~3時間ほど前に冷蔵庫に入れて冷やすと、
甘みを減らすことなくおいしくいただけます。
あるいは、スイカが入るくらいのボウルや桶にスイカを入れ、
上からスイカを包むようにタオルをかぶせます。
この時、スイカ全体にタオルが巻かれていなくてもOKです。
スイカを桶ごと水道の下に置き、ちょろちょろと水を上からかけます。
水をかけることでタオルが濡れ、あふれた水が桶に溜まり、
上からと下からとの両方から冷やすことができます。
冷蔵庫で冷やすよりも柔らかく冷えていくので、
水で冷やすのもおすすめです。
切らずに丸ごと常温で保存すれば、
だいたい2週間~3週間もちます。
カットしたら、2~3日で食べましょう
・カットした後
切ってあるスイカは、切っていないものに比べると日持ちがしません。
切っていない時は常温で2週間~3週間もつものが、
切ってしまってからは冷蔵庫で2日~3日が目安になります。
丸ごとであれば常温保存が可能ですが、カットしたものは傷んだり、
表面が乾燥してしまうため、常温でそのまま保存はできません。
冷やしすぎると甘みが減っていくのは、
切っていないスイカと同じですが、
傷んでしまってはいけませんので、冷蔵庫に入れて保存します。
冷蔵保存はラップでカバーします
冷蔵庫に入れる時は、断面が乾燥しないように、
ラップでぴっちりカバーしておきましょう。
あるいは、皮から果肉をはずし、食べやすいサイズに切ってから、
タッパーなどの密閉容器に入れると、省スペースでの保存ができます。
いずれにせよ、切ってあるスイカは日持ちがあまりしませんので、
おいしいうちに食べきるようにしましょう。
冷凍スイカでスムージー
・冷凍はできる?
スイカは果肉に水分が多いため、
冷凍してしまうととけた時に水分が抜けてしまい、
とても食感の良いものとは言えません。
しかも水分と一緒に、甘みや旨みも抜けてしまうため、
冷凍はおすすめできません。
ただし、加工用としてなら冷凍は可能です。
皮から果肉を切り離し、適当な大きさにカットしたものを、
ザルなどでつぶします。
果肉をつぶした中から種をキレイに取り除き、
つぶしたものを保存袋に入れて冷凍します。
シャーベットやスムージーなどを作る時に使うことができます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培