金色羅皇

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金色羅皇

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金色羅皇 C)フルーツ甘味屋GGY

 

 

金色羅皇(こんじきらおう)は、
ナント種苗株式会社から発表された新しい大玉スイカ品種で、
黄金色をした果肉で甘みが強く、さっぱりとした風味を味わえます。

 

2020年から種のサンプルが配布されていますが一般販売は2021年からです。
金色羅皇の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

 

[金色羅皇]

 

 

◎黄金色の果肉をした大玉スイカ
金色羅皇は同社から販売されている羅皇シリーズの最新品種で、
羅皇シリーズの中で唯一の黄肉スイカです。

 

一般的な黄肉スイカよりも色が濃く、濃い黄橙色をしています。
果肉が黄金色に似ていることから、黄金羅皇という名前になりました。

 

大きさは8kg~9kgで、大玉スイカの中でも大きい部類です。

形は高球形で、やや縦に長いです。

 

表皮は縞模様があります。

 

◎一般的な作型に適していて育てやすい
作型はハウス栽培からトンネル栽培、地植え栽培まで適しています。

 

ハウス栽培は家庭菜園では難易度が高いので、
トンネル栽培、地植え栽培が難易度が低く、育てやすいです。

 

トンネル栽培で4月下旬に植え付け、
地植え栽培で5月上旬頃、冷涼地の地植え栽培で5月中下旬頃に植え付けをします。

 

熟期は中晩生で、6月収穫で開花から約49日後です。

 

果肉が軟化しにくいので、
一般的な品種より3日~5日置いてから収穫すると、糖度が乗ります。

 

◎糖度は15度以上で甘いがさっぱりとしている

食味と甘さを追求したスイカで、
赤肉に劣らない硬い果肉をしていて食感が良く、果肉崩れが起きにくいです。

 

甘みは強く、糖度は15度以上になります。
非常に甘いですが黄肉スイカ特有のさっぱり感もあってバランスが良いです。

 

種は赤茶色をしていて、小さく、種の量も少ないので、食べやすさもあります。

 

 

■金色羅皇

 

◎特徴
・黄金色の果肉をした大玉スイカ品種
・黄肉スイカの中でも色が濃く、黄橙色に近い
・表皮は濃緑色の地に極濃緑色の縞模様が太めに入る
・大きさは8kg~9kgでやや大きく、形は高球形になる
・一般的なスイカと同様の作型で栽培できる
・草勢は強く、生育旺盛
・果肉は硬くしっかりしていて、果肉の軟化は遅い
・種は茶色をしていて、種の量が少ない
・糖度は15度以上の高糖度で甘く、黄肉特有のさっぱり感も持つ

 

◎栽培のコツ
・草勢が強いので、つるボケ防止に、元肥はやや控えめにする
・熟期は中晩生で、6月~7月に収穫するトンネル栽培で、
開花してから約49日後に収穫できる
・完熟させてから収穫すると十分に糖度が乗るので、
一般的な収穫時期よりも3日~5日程度遅く収穫する

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカの品種

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