チャールストングレー

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チャールストングレー

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チャールストングレー C)HORTUS社

 

 

チャールストングレーは、HORTUS社が販売しているスイカ品種です。
販売しているHORTUS社はイタリアの会社ですが、
チャールストングレー自体は、アメリカのスイカのようです。

 

チャールストングレーとは、どのような特徴を持ったスイカなのでしょうか。
また育て方にコツはあるのでしょうか。

 

 

[チャールストングレー]

 

 

◎日本にはない個性的な姿
チャールストングレーは、スイカらしい縞模様がなく、
全体的に薄いグリーンで、そこに点描のような線がかろうじて入ります。

 

見た目だけだと、スイカというより瓜や冬瓜のように見えます。
形も楕円形をしているので、日本で一般的にみられるスイカとは、
少し違っています。

 

けれど中の果肉は明るい桃紅色で、種も黒いです。
ただ、種の大きさが日本のスイカよりも大きいことが多いようです。

 

大きい分、取り除きやすいので、スイカの種を取り除くのが苦手な人も、
いくらかは食べやすいかもしれません。

 

1玉は4kgほどと、中玉くらいのサイズです。
大きすぎないので、少人数でも食べやすい大きさですし、
冷蔵庫にも入れやすい形も嬉しいです。

 

◎ジューシーでほどよい甘み
チャールストングレーの糖度はあまり高くなく、
だいたい11度前後になるようです。

 

すごく甘いわけではありませんが、その分スッキリとした甘みがあり、
たくさん食べてもくどくないのが特徴です。

 

果肉にはたっぷりと水分が含まれていて、とてもジューシーです。
肉質はやや粗かったり、柔らかかったりするものの、
シャリ感を感じることができます。

 

◎草勢が強く乾燥地に向く
チャールストングレーは、草勢が強いため、育てやすい品種です。
ただ、改良を重ねられた品種ではなく、着果率が安定しないことがあります。

 

また、低温に強く改良されていないため、
栽培するのであれば、高温期を狙って育てるようにする必要があります。

 

乾燥には強いので、水はけの良い場所で育てましょう。
反対に過湿には弱いので、水はけが悪い場所で育てる場合は、
土作りを念入りに行い、できるだけ水が溜まらないようにしておきます。

 

高畝にして植え付けるのも、水はけを良くするために効果的です。
4本仕立てで育て、一番果は摘果し、二番果を育てるようにします。

 

 

■チャールストングレー

 

◎特徴
・1玉4kg前後の中玉タイプのスイカ
・表皮の色が薄く、濃い緑色の点描のような静脈が出る場合もある
・楕円形をしている枕型の形をしている
・果肉は明るい桃紅色
・種は黒く、日本でよく見るスイカより大きい
・糖度は11度前後とあまり高くないが、スッキリとした甘さが楽しめる
・果汁が多く、ジューシー
・肉質や柔らかめで、荒い時もあるが、シャリ感は感じられる
・乾燥に強いため、水はけの良い場所で育てる
・水はけの悪い場所は、事前に水はけが良くなるように土壌改良しておく
・低温より高温に強いので、十分に気温が高くなってから栽培する

 

◎栽培のコツ
・一般的な中玉スイカの育て方で良い
・つるは4本仕立てにし、一番果は摘果して二番果を育てる

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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