くろこだま

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くろこだま

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くろこだま C)サントリーフラワーズ株式会社

 

 

くろこだまは、サントリーが販売している「本気野菜」シリーズの仲間です。
黒皮が特徴の小玉スイカですが、一般的な黒皮のスイカに比べると、
真っ黒というほど皮が黒くありません。

 

それでも、スイカの縞模様が分かる程度の濃い緑色をした実は、
菜園の中になっていればすぐに分かります。

 

くろこだまの特徴と育て方のコツをご紹介します。

サントリーの本気野菜シリーズは、
家庭菜園でも本格的な野菜を楽しめるように改良されているため、
育てやすく丈夫な品種が多数そろっています。

 

野菜の中でも、スイカは家庭菜園ではスペースも広く必要で、
難易度が高いものというイメージがあります。

 

くろこだまは丈夫で育てやすく、他のスイカに比べてもややコンパクトに育ち、
スペースの限られている家庭菜園にぴったりです。

 

また、高温に非常に強く作られていて、昨今の異常気象による夏の高温にも耐えます。
基本的には畑での栽培を想定されていますが、
日中に気温の上がりやすいベランダでも育てることができます。

 

ただ、容器栽培をした時、根の生育スペースの問題からか、
実が小さく育つ傾向が強くなります。

 

本来は3kg~4kgの重さですが、1kgに満たないサイズに育つこともあります。
基本に沿って管理していれば、中は甘い果肉が詰まったスイカに育てられます。

 

表面の皮は、濃い緑色に黒い縞模様をしていて、スイカらしい姿ですが、
一般的なスイカに比べると色が濃いため、黒皮種であることが分かります。

 

中の果肉が真っ赤な色をしていて、種は黒色です。
小玉スイカですが、上手に育てれば1玉3kg~4kgと、
家族で楽しむには十分なサイズにまで育ちます。

 

ころんと丸い形の実は、見た目はかわいらしく、
しっかり育てると実がよく詰まり、持ってみるとずっしりと重みがあります。

 

また、糖度が高い上にコクがあり、シャリ感の強い食感は、
冷やして食べればスイカの香りと甘さ、爽やかな食感を存分に味わうことができます。
皮と果肉の間の白い部分が少なく、可食できる部分が多いのも魅力的です。

 

つるが伸びにくいため、全体的にコンパクトに育ちますが、草勢は強めです。
初期の肥料は控えめにし、特に窒素が多くならないように配慮します。

 

着果後の追肥管理も、一般的な追肥量かやや控えめくらいが適しています。
5月上旬に定植した場合、6月中旬頃に開花して受粉すると、
43日~45日ほどで収穫が可能になります。

 

 

■くろこだま

 

◎特徴
・縞模様が分かる程度の濃い緑色の果皮に黒い縞が入った姿
・ころんと丸くかわいらしい
・1個が3kg~4kgほどになる小玉スイカ
・中の果肉は真っ赤で、糖度が高くシャリ感の強い食感
・容器栽培では、実があまり大きくならない場合があるが、食味は良好となる
・節間が狭く、全体的にコンパクトに育つため、家庭菜園に合う

 

◎栽培のコツ
・暑さに強いので、日当たりの良い場所でたっぷり光が当たるようにする
・収穫は、開花後43日~45日を目安に行う
・栽培初期は肥料(特に窒素分)を控えめにする

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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スイカの品種

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