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接木苗とは?

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スイカの接ぎ木苗、病気や虫に強かったです

 

 

■接ぎ木苗とは?

 

接ぎ木苗とは、育てたい植物の芽(穂木=ほぎ)を、
別の病気に強い品種の根(台木=だいぎ)に接いだ苗のことです。

穂木と台木はだいたい同じ科のものを使います。
スイカの場合は、同じウリ科のカボチャやカンピョウ(ユウガオ)を、
台木にすることが多いです。

 

キュウリ、メロン、ナス、トマト、ピーマンなど、
夏野菜の接ぎ木が販売されています。

 

 

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トマトの接ぎ木苗

 

 

■接ぎ木苗の長所

接ぎ木苗にすることによって、たくさんのメリットがあります。

 

1.連作障害、病気に強くなる
同じ植物を育てることを連作といいますが、
連作することにより、その植物を好む害虫が集まりやすくなったり、
病気の元になる菌が増え、土壌養分が減ることがあります。

 

連作により野菜の生長が悪くなることを連作障害といい、
連作障害が植物に実際に出てしまうと、
突然枯れてしまったり、病害虫に侵されることになります。

 

接ぎ木は、台木と穂木が別の種類の植物であることから、
前年に同じものを育てていても、連作障害が出にくくなります。

 

また、穂木が弱い病気に対して台木に耐性があると、
接ぎ木苗にすることでその苗に耐病性がつきます。

 

2.味が良い
台木の性質は主に根に現れます。
そのため、病気に強かったり連作障害が出にくいなどの長所があり、
穂木の特性は枝葉や実にも現れます。

 

穂木に実がおいしい品種の苗を使うことで、
病気に強く実もおいしいものを育てることができます。

 

 

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接ぎ木苗のしくみ

 

 

■接ぎ木苗の注意点

接ぎ木苗には、通常の苗に比べて長所がたくさんありますが、
注意したいこともいくつかあります。

 

1.苗の値段がやや高い
接ぎ木をする手間がかかる分、
同じ品種であっても通常の苗の3倍くらいの値段がつきます。

 

ただし、その高い値段で購入しても、
耐病性や味の良さは魅力あるものです。
数本を植えるのであれば、

失敗が少ないので接ぎ木苗でも採算は取れるでしょう。

 

特に、まだ育てたことのない植物を育てる時や、
普通の苗を育て病気で枯らしてしまった品種などは、
接ぎ木苗を試してみることをおすすめします。

 

2.台木の芽は取る
台木に使ったものは、双葉が開いた後すぐに接ぎ木にされるので、
通常はほとんど新しい芽が出てくることはありません。

 

時々、接いだ部分の脇から、
台木の新しい葉が伸びてくることがあります。

 

台木の葉をそのまま放置してしまうと、
穂木に必要な養分が回らなくなり、生育が悪くなります。

 

しかも、台木の方が根に近い分、
養分を吸い取ってしまうこともあるので、
接いだ部分から台木の葉が伸びてきた場合は、
必ず取り除くようにしましょう。

 

 

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接ぎ木ホルダーの部分は土に埋めないようにします

 

 

3.接ぎ目を埋めない
植え付けの時、台木と穂木を接いだホルダーの部分を土に埋めてしまうと、
穂木から自根が出てしまいます。

 

別に問題はないように思えますが、
穂木から出た根から水や養分を吸ってしまうと、
台木の耐病性などが関係なくなってしまいます。

 

穂木から根が出ないよう、
接ぎ目は土中に埋めないようにしましょう。

 

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