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スイカ 形が悪い

読了までの目安時間:約 7分

 


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スイカが着果したばかりは、繊細な時期です

 

 

■スイカ 形が悪い

 

スイカの形といえば、丸や楕円が普通です。
ところが、育てているスイカが丸くなる品種であるにも関わらず、
着果した実が丸くならないことがあります。

 

形が悪い実のことを奇形果変形果と呼ぶこともあります。
本来とは違う形になってしまうのにはいくつかの理由が考えられます。

 

・受粉が早かった
スイカを着果させるためには、雌花と雄花が必要になります。
両方の花が充実している状態で受粉させることにより、
着果した実も充実したものに育ちます。

 

ところが、雄花と雌花のどちらか、あるいは両方が、
まだ未熟なものしか咲いていないのに、焦って受粉させてしまうと、
形の悪いスイカができやすくなります。

 

スイカの品種の多くは、一番最初に咲いた花はまだ充実しておらず、
形の悪い実になることが多いため、受粉させずに摘んでしまいます。

 

受粉させた後、形が悪くなかったとしても、
あまりおいしくならないこともあるので、摘む方が無難でしょう。

 

2つ目以降に咲いた雌花に、
花粉をたっぷりつけて受粉させるようにしましょう。

 

 

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受粉のタイミングや時間に気遣うと良い実がつきます

 

 

・受粉が遅かった
受粉するのが早かったのとは反対に、
遅い場合も着果した実の形が悪くなることがあります。

 

着果が早いと、花が充実していないことが多いためですが、
遅い場合も株が老化し良い花が咲いていない可能性があります。

 

特に30節目以降についた雌花は、老化が進んでしまっていて、
受粉させても実が大きくならなかったり、形が悪くなったりします。

 

できれば、8~9つ目の花以降で30節目までにつく雌花に、
着果させるようにしましょう。 

>>スイカの受粉方法

 

・受粉する時間が悪かった
受粉を手伝ってくれる虫がたくさんいる環境であれば、
人工受粉が必要ない場合もあります。

 

しかし最高のチャンスを逃したくないのであれば、
どのような環境で育てていても、人工受粉をすることをおすすめします。

 

その人工授粉を行う時間帯は、朝の10時までが良いとされています。
それ以降は、花の勢いが弱く、特に雄花の花粉の出が悪くなります。

 

花粉の出が悪い雄花をいくら雌花にこすりつけても、
受粉はうまくいきません。

 

花粉が少ないせいで、受粉不良が起こりやすくなるのです。
雌花が元気な状態で、雄花の花粉がたっぷりと出ている、
朝の早いうちに人工授粉を行うようにします。

 

 

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形がいびつになってきたスイカ

 

 

・傷や害虫のため
肥大している途中のスイカはまだ柔らかく、
とても傷つきやすいです。

 

特に着果直後の小さな実は、敷きワラにすれただけでも、
細かい傷がついてしまうほどです。

 

傷がついてしまった部分の皮の伸びが悪くなり、
そのまま肥大した時に形が悪くなることがあります。

 

スイカは1本のつるに1個の実を生らせるのが基本です。
そのため、同じつるに何個も実がついた場合、摘果します。 

 

もし他に着果した実がないのであれば、
少々形が悪くても傷がついた実を大事にする必要がありますが、
そうでなければ摘果して、健康な実を育てます。

 

受粉をさせた後は、つるの誘引や整枝などでつるを動かした時、
実が傷ついたりしないように注意するようにしましょう。

 

また、害虫が食害した部分が傷となって形が悪くなることもあります。
専用の薬剤を必要な時に散布したり、
ネットをかぶせたりして防除するようにします。

 

・株が奇形
あまりない現象ではありますが、ごくまれに育てている株自体が、
形の悪い実(奇形果)しかならないことがあります。

 

これは水や肥料、病気などが原因などではなく、
偶然にも突然変異を育てていたということです。

 

品種改良されたものの中にF1種というものがあります。
これは改良した一代目のものという意味で、
その一代であれば性質が引き継がれています。

 

ところが、F1種から種をとり、翌年にその種から育てたとしても、
同じ性質を引き継ぐとは限りません。

 

このような理由から、前年に育てたスイカから種をとり、
その種から育てた場合にも奇形果ができる株が発生することもあります。

 

 

そのほか奇形果の原因は、
日照不足、肥料不足・過多なども考えられます。

 

奇形果は、食べる分には味も変わらず、
人体に無害ですから安心して食べられます。

 

■参考

 

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スイカ栽培 Q&A

スイカ 着果が悪い

読了までの目安時間:約 6分

 


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1~2個目が着果してから、次の着果ができないことがあります

 

 

■スイカ 着果が悪い

スイカを育てていて、最初に着果した実を育てていると、
次に着果させたものがうまく育たないことがあります。

 

スイカは1本のつるに1個の実をつけるのを基本としますが、
品種や栽培環境によっては2個目の着果が期待できるものもあります。

 

そのような品種を育てているにも関わらず、
2個目の着果がうまくいかないのには理由があります。

 

それは株が疲れてしまっているということです。
スイカの実を大きくするには、とてもエネルギーが必要です。

 

大玉スイカが、初めて着果したら、
なおさら、2個目の実を着果させるための、
雌花が充実しにくくなってしまいます。

 

スイカの株がに疲れてしまうのにはいくつかの原因が考えられます。
栽培環境をいまいちどチェックしてみましょう。

 

 

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大玉スイカ縞王、1個目の着果

 

 

・最初の実を育てている
2個目以降の着果がのぞめる品種であっても、
最初の実を育てている最中は着果しにくいことがあります。

 

これは最初の実に養分を使っているからで、
最初の実を収穫した後には、自然と着果することもあります。

 

収穫後、着果時期によっては2個目の実も収穫できることがあるので、
諦めずに手入れをして育ててあげましょう。 

 

・肥料不足
多肥にする必要はありませんが、
肥料を与えずに育てると、着果した実が小さく育ったり、
1個を育てるので精いっぱいということがよくあります。

 

必要以上に肥料を与えてしまうと、
つるボケを起こしたり、肥料焼けを起こしたりすることがあるので、
多肥にしてはいけませんが、必要な時には追肥を行うようにします。

 

・日照不足
育てている場所そのものが、スイカを育てるには日照が足りない場合や、
曇が続いて一時的に日照不足に陥った場合に、
2個目が着果しないことがあります。

 

充実した雌花をつけさせるには、太陽の光は必要不可欠です。
一時的に日照不足になっている場合は、
天気が回復して株の元気も戻れば、
2個目の着果ができるようになるでしょう。

 

最初から少し日当たりの悪い場所で育てている場合は、
無理に2個目の実をつけさせず、
最初についた実を大事に育てるようにしましょう。

 

 

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樹勢を保つことも大切です

 

 

・脇芽を摘みすぎた
最初の着果までは、余分な脇芽(孫づるの発生)は摘むようにしますが、
それ以降は放任するようにします。

 

水分の蒸散が激しかったり、草勢をコントロールしようとして、
孫づるを摘むことがあるかと思いますが、
摘みすぎると反対に株が弱り、草勢が極端に弱くなることがあります。

 

孫づるを発生させ、葉の数を増やすことで、
栽培後期も株を充実させる目的があるので、
不用意に脇芽を摘むのはやめておきましょう。

 

・容器が狭い
鉢やプランターなどの容器栽培をしている場合、
根がそれ以上育つことができなくなり、株が弱ることがあります。

 

地植えと違い、容器栽培は根が伸びるスペースに限りがあります。
無理に2個目をつけずに、1個目の実を大切に育てるようにしましょう。

 

・30節以上になっている
スイカは2番目に咲いた花から30節目までにつく雌花が充実しやすく、
着果しても良い実になりやすいと言われています。

 

そのため、30節目以降についた雌花を受粉させても、
うまく着果しないことがあります。

 

運よく着果したとしても、形の悪い奇形果になりやすかったり、
大きくなる途中でつるが切れて実が落ちてしまうことがあるので、
無理には着果させない方が無難です。

 

・葉が少ない
スイカにとって、葉は光合成をして養分を作る大切な器官です。
その葉の数が少なくなってしまうと、充実した雌花が作れなかったり、
着果させても受粉不良で実が落ちることがあります。

 

黄変したり傷んでしまった葉や、
風通しの悪い場所があれば摘葉する必要がありますが、
そうでない場合は無理に葉を摘む必要はありません。

 

また、摘葉する際にも一度に大量に摘葉してしまうと、
株にストレスがかかって弱ることがあるので注意します。

 

■参考

 

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