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スイカ ハダニ対策

読了までの目安時間:約 8分

 


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ハダニは体長が1mmにも満たないとても小さな虫で、
スイカなど野菜類の葉の裏に寄生して汁を吸います(画像はナスの葉)

 

 

数が少ないうちは、多少汁を吸われる程度なら問題ありませんが、
ハダニの数が増えて吸われる汁も増えると、樹勢が落ち、
最終的にはスイカが枯れてしまうこともある厄介な害虫です。

 

薬剤に対して抵抗力を持ちやすい性質があるため、
駆除の時にも工夫が必要になりますのでご説明していきます。

 

 

[スイカ ハダニ対策]

 

 

■ハダニの被害

 

ハダニにはたくさんの種類があり、
その中でもナミハダニやカンザワハダニといった種がスイカにつきます。

 

ナミハダニは黄緑色の体で、カンザワハダニは赤っぽい色をしています。
どちらも体がとても小さいので、
少数が寄生しているうちは、ほとんど見つけることはできません。

 

ハダニは繁殖力が強いため、どんどん数を増やしていきます。
数が増えてくると、葉にかすり状の白っぽい斑点が出き始めます。 

 

この頃に葉を裏返してみると、ごくごく小さな虫が動いているのが分かります。
ひどい場合は、クモの巣を張ったように糸だらけになっていることもあります。

 

ハダニは高温乾燥している環境を好み、スイカが好む環境も同じです。
そのため、見逃していると爆発的に数が増えてしまい、
あっという間に苗が枯死することもあります。

 

ハダニはスイカだけに寄生するわけでなく、色々な植物に寄生します。
ハダニの寄生が増える理由の1つに、
スイカを育てているすぐ近くに雑草がたくさん生えていることがあります。

 

特にカタバミやホトケノザを代表する雑草についていることが多く、
そこで大繁殖したハダニがスイカに移動してくるといった状態です。 

 

ハダニの被害が出た後は、すぐに完全に駆除するのは難しいものです。
けれど、数が少ないうちであれば、できることはたくさんあります。
薬剤散布に抵抗がある方でも、簡単な方法で被害が軽減できることもあるので、

 

まずは被害の出ている葉がないかのチェックを行うようにしましょう。

 

 

■ハダニの対策

 

ハダニ類は、予防のために高温乾燥の環境を作らないようにします。
もし発生した場合には、すぐに対処することで被害を軽減できます。
また、薬剤を使用する時にはコツがあるので、参考にしてみてください。

 

・葉水で予防
ハダニ類は高温乾燥の環境を好みます。
つまり、その反対の環境を作ることで、予防につながります。

 

ただスイカの場合は、スイカ自身が高温乾燥の環境を好むため、
むやみに水をまくことはできません。

 

そんな時は、便利で簡単な方法として葉水があります。
ホースの先をシャワー水流にしたり、噴霧器に水だけを入れ、
葉の裏に水をかけるようにします。

 

水をかけることで、湿度を上げ、こもっていた熱も下がるので、
高温乾燥の状態を和らげることができます。 

 

噴霧器は噴き出し口の散水調節ができるものがお勧めです。
手動のものならあまり高くありませんし、気軽に葉水を与えることができます。

 

・繁殖場所を減らす
雑草がたくさん生えている場所は、ハダニが繁殖しやすい場所になっています。

 

できればスイカを育てている周りにはえている雑草は、
抜いてすっきりさせておいた方が、ハダニが無暗に繁殖せずに済みます。

 

近くで雑草があまり生えないように、2メートル四方の畝をたて、
ビニールマルチで覆っておくのも効果的です。
地温もあげられ、余分な水分を土が吸い込むのを防ぐこともできます。

 

 

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葉水や強いシャワーが効果的です(画像はトマト)

 

 

・シャワー攻撃
まだ症状が軽いうちは、シャワー水流での攻撃で退治できることがあります。
水流はシャワーでもストレートでも良いですが、
ハダニが吹き飛ぶくらいの強さにしておくことがポイントです。

 

1日に朝と夕方の2回行うことで、徐々にハダニが減っていきます。
葉水と同じような効果もあるので、撃退+予防といった状態です。

 

1回で撃退することはできませんが、3~7日も続けていると、かなり減ります。
どうしても薬剤を使うのに抵抗がある方、
育てている数が少なく簡単にできる方法を探している方は、
一度試してみると効果を実感できます。

 

 

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空中栽培にするとハダニがつきにくいです

 

 

・薬剤散布
ハダニに効果があり、スイカの登録がある薬剤は多いです。
その理由は、ハダニが薬剤抵抗をつけやすいためです。

 

新しい薬剤を使わなければ、薬剤散布しても効果が出ないこともあるのです。
使える薬剤には、アーデント水和剤、コロマイト水和剤、
スターマイトフロアブルなどがあります。

 

中には、粘着くん液剤やムシラップなど、
デンプンや食品添加物からできている薬剤もあります。

 

こういった薬剤は、ハダニに抵抗性をつけることが少なく、
食品由来なので安心感があります。

 

ハダニは発生しやすい時期に薬剤を散布し、
ある程度被害を抑えた状態にしておくと、
栽培後半になってからの被害を抑えるのも楽になります。

 

だいたい苗を定植してから受粉するまでに薬剤を使用して被害を抑え、
その後は発生した場所のみ駆除を行うようにします。 

 

また、薬剤を散布する時、その薬剤の使用方法を必ず読むようにします。
薬剤によって使用できる回数が違うため、複数回使えるものもあれば、
1回しか使えないものもあります。

 

また、抵抗性をつけないために、
複数の種類の薬剤をローテーションで使うのがポイントです。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの害虫

スイカ ウリハムシ対策

読了までの目安時間:約 8分

 


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体長7~8㎜と小さいが厄介なウリハムシ

 

 

スイカやキュウリなど、ウリ科の植物を育てていると、
ウリハムシがよくやってきます。

 

体はあまり大きくなく、オレンジや黒の羽をしているのですが、
スイカにとっては意外と厄介な害虫です。

 

 

[スイカ ウリハムシ対策]

 

 

■ウリハムシの被害

 

ウリハムシは成虫、幼虫ともにスイカを食害します。
成虫はおもに葉や実を、幼虫は根を食べるので、
発生が多いと実を収穫しないうちに枯れてしまうこともあります。

 

成虫の発生が特に多くなるのが、5月と8月です。
5月は前年発生したウリハムシが越冬したものです。
その5月に発生したウリハムシが生んだ卵が成虫になるのが8月です。

 

5月といえば、スイカの苗を植え付ける時期でもあります。
成虫は葉を丸くくりぬいたような形に食害します。

 

まだ定植したばかりのような小さな苗だと、
葉の数も少ないため、少しの被害でも調子を崩すことがあります。

 

5月に発生したウリハムシの成虫が少なくても、
その時に発生した成虫に卵を産み付けられると、
今度は根を狙われることになります。

 

栽培前半で、病気でもないのに株の元気がなく、
生育が遅かったり、枯れてしまったりする場合は、
ウリハムシの幼虫によって根を食べられるのが原因である場合が多いです。

 

その後、なんとか枯れずに幼虫をやり過ごしても、また8月には成虫が発生します。
成虫は葉を食害し、大事な実の表面もかじって食害します。

 

ウリハムシの発生とサイクルは、
スイカ栽培サイクルと密接な関係があり、ウリハムシはとても厄介となるのです。

 

 

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ウリハムシは、繁殖力が強いです

 

 

■ウリハムシの対策

 

ウリ科の植物を育てていると、どこからともなくやってくるのがウリハムシです。

 

1匹だけと思ったら、気温が高くなるにつれて少しずつ数が増え、
気付いた時には大量のウリハムシがスイカのあちこちにいることもあります。

 

ウリハムシの被害を予防したり、最小限に済ませる方法をご紹介します。

 

・捕殺
なんといっても捕殺が重要です。
スイカ栽培期間中は常に成虫の飛来に注意する必要があります。
成虫を捕殺すれば、卵を産みつけられる確率が各段に減ります。

 

ウリハムシは、人が近づく気配がするだけでも飛び立ってしまいます。
体が小さく敏感なので、なかなか捕殺するのは難しいのですが、
コツを掴めば比較的簡単に捕まえることができます。

 

まず時間帯です。
午前中のできるだけ早い時間帯であれば、
気温が低いためかウリハムシの動きも緩慢になります。

 

近づいてもすぐに飛び立つことがないので、
朝の涼しい時間帯を狙ってそっと近づきましょう。

 

次に捕獲した時にウリハムシを集める場所です。
一番お勧めなのがペットボトルです。

 

口が狭くなっていて、ある程度の深さがあるので、
捕まえた後にすぐ逃げられる心配がありません。
水を少し入れておくと溺れるので好都合です。

 

ウリハムシがとまっているところにそっと近づき、
ペットボトルの口を近づけ、指や箸で軽く押してペットボトルに落とします。

 

これだけのことなのですが、時間帯と捕獲容器に気を付けるだけでも、
捕まえる難易度が、たいへん下がります。

 

 

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ネギ科のチャイブ、7月ごろ咲くので美しい害虫除けに♪

 

 

・ネギ類を使う
ウリハムシはネギ類のにおいを嫌うといわれています。
そのため、スイカを育てているすぐ近くに、
ネギ類を育てていると、忌避効果が期待できます。

 

ネギの香りがすれば良いので、白ネギ・青ネギに関わらず、
タマネギやハーブのチャイブでも構いません。

 

時期的にはスイカの苗を植え付けた後くらいにタマネギの収穫期がきます。
この時、不要になって切り捨てるタマネギの葉の部分を、
スイカの周りに散らしておくだけでも大きな効果があります。

 

ただし、あくまでも忌避効果があるだけです。
成虫の中には、ネギのにおいを気にせず寄ってくる猛者もいます。

 

もしネギ類を周りに植えていても、

ウリハムシの成虫がやってきた場合は、捕殺しましょう。

 

 

 

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シルバーマルチ C)日本農業システム

 

 

・シルバーマルチ
ウリハムシはキラキラしたものが苦手です。
スイカを育てる時、畝をシルバーマルチで覆うことで、
畝全体がキラキラするので、ウリハムシを予防することができます。

 

ただ、スイカが生長してくると、シルバーの部分が、
ツルや葉で隠れてくるため、忌避効果が薄れます。

 

その時を狙って成虫がやってきた場合は、やはり捕殺が必要になります。
また、プランターなどの容器栽培の場合でも、
土の表面にシルバーマルチやアルミ箔を敷くことで効果が期待できます。

 

・薬剤
それでも毎年たくさんのウリハムシが発生するという場合は、
薬剤を使っての防除が効果的です。

 

ウリハムシを完全に防ぐのが難しいのですが、
それでも何もしないよりは予防になります。

マラソン乳剤は、いろいろな害虫に使えて便利です。

 

ダントツ水溶剤は、収穫前日まで4回使用が可能です。
こちらは葉などを食害される場合に有効ですが、
植え付け時に土と混ぜることでも効果があります。

 

その場合は、土と混ぜるのが1回、その後の散布が3回までになります。

 

ウリハムシの幼虫による根の食害には、ダイアジノン粒剤が使えます。
種を播く時か、苗を定植する時に土と混ぜて使います。

 

どの薬剤を使う場合も、登録されている植物の中にスイカがあることを確認し、
使う時の量や使い方の説明書をよく読んでから使用しましょう。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの害虫

スイカ ナメクジ対策

読了までの目安時間:約 8分

 


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裂果したスイカを味わうナメクジ

 

 

スイカの栽培期間は、ナメクジが発生しやすい時期とちょうど重なります。
そのため、ナメクジの被害が出やすいのが難点です。

 

ナメクジも数が少なければ被害が少なくて済みますが、
1匹いれば意外とたくさんのナメクジが、そこかしこに潜んでいます。

 

大事なスイカをナメクジから守り、
大きく育った実を安全に収穫するコツをご紹介します。

 

 

[スイカ ナメクジ対策]

 

 

■ナメクジの被害

 

スイカを育てている時に起きるナメクジの被害とは、
どのようなことがあるのでしょうか?

 

スイカのナメクジの被害とは、主に食害です。
葉や生長点などを食害する他、着果して育ち始めた実まで食べます。

 

ナメクジの食害痕は表面をけずるような状態になりそうですが、意外としっかりかじります。
実を食害する時などは、まるでイモムシがかじったような穴があきます。

 

イモムシ系の害虫であれば、近くに糞があるのですが、
ナメクジの場合は糞をその場にはほとんど残しません。

 

葉を食害する時は、表面をかじったり、穴をあけたりと様々です。
こちらの場合も、食害痕の近くに糞がないことでナメクジの仕業だと分かります。

 

また食害されたスイカの周りには、ナメクジが歩いた痕が残っていることが多いです。
ナメクジの粘液が乾いて、白っぽかったりキラキラした痕が残ります。

 

スイカの生育期間中、どの段階でも被害が出る可能性があります。
すでに株が大きくなってから、少し葉をかじられるくらいなら問題ありませんが、
種をまいてやっと発芽した小さな芽も食害対象に入るので厄介です。

 

ナメクジは春頃から発生が始まり、その後、秋に向けて成長していきます。
この期間にできるだけ駆除しておくことで、翌年の発生数を下げることができます。

 

 

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雨天は、ナメクジ退治に向いています

 

 

■ナメクジ対策

 

ナメクジを減らすには、どのような対策があるのでしょうか。
残念ながら確実に0にする方法はありませんが、
色々と試してみることで、合った対策が見つかることがあります。

 

諦めずに駆除していくことが大切なので、チャレンジしてみてください。

 

・ビール
ナメクジはビールのにおいにつられてやってきます。
浅めのプラスチックの容器や皿、プリンの入れ物、ペットボトルをカットしたものに、
ビールを入れて置いておくと、ナメクジが集まってきて、ビールをすすります。

 

そのままナメクジはビールのアルコールに酔い、溺れてしまうという仕組みです。
容器ごとナメクジを捨てられるので便利です。

 

雨水などが入ると、アルコールやビール特有のにおいが薄まります。
雨の当たらない場所に置くか、ナメクジが入れるていどの隙間をあけて、
何かでカバーしておくと良いでしょう。

 

倒れてこぼれないようにしておけば、スイカの株元に置いておくことで、
ビールに引き寄せ、退治できます。

 

ただし、ゴキブリもビールが好きなので、
苦手な方はほかの方法を選んでください。

 

・木酢
ナメクジは木酢のにおいを嫌うのか、霧吹きに入れて、
スプレーしておくだけで忌避効果が期待できます。

 

スイカを育てている周りはもちろん、
よそからナメクジがやってこないように、
敷地の周りにも散布しておくのがお勧めです。

 

・捕殺
なんといっても捕殺するのが一番確実に数を減らせます。
ナメクジはおもに夜間に行動します。

 

雨などが降ると、昼間にも行動することがありますが、基本は夜行性です。
昼間は石や落ち葉の裏や、鉢やプランターの底や縁裏など、
日陰で少し湿っている涼しい場所で過ごしています。

 

昼間はほとんど行動していないので、ナメクジが集まっているところを見つけたら、
箸などでつまんで捨てれば、一網打尽にすることができます。

 

・ナメクジ駆除剤を使う
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ナメクジいらっしゃ~い

 

 

市販のナメクジを捕獲するタイプの駆除剤があります。
捕獲後は容器から出られない構造になっています。

 

入ったものが逃げ出す心配がありません。
容器はそのままゴミとして出せるので便利です。

 

どうしても自分で捕まえるのが嫌という場合は、
置くだけだけでナメクジを退治できる殺虫剤もあります。

 

 

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ナメクジ退治 誘う半なまタイプ 12個入

 

 

その他に粒状や液状、粉状の駆除剤を、直接スイカの株元にまく薬剤もあります。

 

 

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ナメトール、一番、人気のあるナメクジ駆除剤

 

 

・コーヒー
ナメクジはコーヒーのにおいを嫌います。
使い終わったコーヒーカスをまいておくことで、ナメクジ避けになります。

 

ただ、スイカはツルを長く伸ばして四方八方に伸びていくので、
すべてを囲むのは難しくなります。

 

まだ株が小さいうちや、大事な実のまわりにだけに、
コーヒーカスをまいておくと、忌避効果が期待できます。

 

・代わりの食べ物を置く
ナメクジはスイカ以外にも様々なものを食べます。
果物や野菜の皮、リンゴなどの芯の部分を置いておくと、集まってきます。

 

できれば少し実がついた状態で置いておくと、誘引効果は抜群です。
特ににおいの強い、バナナやリンゴ、モモなどの果物はよく寄ってきます。

 

バナナなどは、皮を逆さに置いておき、
その上から新聞紙をかぶせて暗くしておくことで、
翌朝にバナナの下にたくさんのナメクジを発見することができます。
その時を見計らって捕殺すると、数を減らすことができます。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの害虫

スイカ 蟻対策

読了までの目安時間:約 4分

 


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アリのいるところに、アブラムシがいます

 

 

スイカ栽培中に、茎や葉に蟻がいませんか?
スイカの葉や実には被害がないので無害だと思うかもしれません。

 

蟻は、スイカに直接被害は与えませんが、いるとちょっと厄介です。
何故、スイカに蟻が集るのでしょうか?

 

蟻のいる場所や列を作っている付近の、茎、葉をよく見てください。
アブラムシがいるはずです。

 

なぜ蟻の近くにアブラムシがいるのでしょうか?
これは、蟻とアブラムシはある関係にあるからです。

 

 

■スイカ 蟻対策

 

・蟻とアブラムシは共生関係
蟻とアブラムシは、共生関係=助け合い相互に利益を得ています。

 

植物の汁を吸っているアブラムシから出る分泌液は甘い液体です。
蟻の好物は甘い液体でアブラムシから出た甘い汁を吸います。

 

ですので蟻が近くにいたり、スイカの葉や茎にいると
蟻の付近にアブラムシがいるはずです。

 

また、蟻はアブラムシを守り、アブラムシの天敵のテントウムシを追い払います。
天敵であるテントウムシを追い払うので、アブラムシは捕食されません。
>>スイカ アブラムシ対策 と合わせてご覧下さい。

 

 

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蟻は、アブラムシの天敵のテントウムシを追い払います

 

 

・アブラムシがいると?
アブラムシは植物の汁を吸うので、もちろん植物が弱っていきます。
特に若葉や新芽につきやすく、ダメージが大きいです。

 

また、ウイルス病(モザイク病)にかかることもあります。
病原菌のウイルスはキュウリモザイクウイルスとスイカモザイクウイルスがあり、
キュウリモザイクウイルスはいろいろな野菜、雑草に感染します。

 

アブラムシが、既に感染した植物の汁を吸った後に、
スイカの汁を吸った場合に、ウイルスを感染させます。
モザイク病は、完治させることができないので事前に防除します。

 

・蟻を退治するには?
アブラムシを駆除すれば、自然と蟻はどこかにいきます。
スイカだけでなく、ほかの植物のアブラムシも退治します。
それでも気になる場合は蟻の駆除剤などを使いましょう。

 

蟻は、アブラムシがいることの一つの目安として考えて、
早くからアブラムシの駆除をしておきます。

 

■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

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スイカの害虫

スイカ アブラムシ対策

読了までの目安時間:約 5分

 


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アブラムシ集団には、注意!

 

 

スイカを育てていたら、スイカの若葉や新芽にアブラムシがびっしり!

 

スイカの葉がなんとなく縮れていて、よく観察してみると、
アブラムシがうようよ、などということがありませんか?

 

発見できなくても、収穫したスイカの表面がべたべたしていませんか?

 

アブラムシによってどのような被害に遭うかというと、
アブラムシは植物の汁を吸い、吸われた植物は、徐々に弱っていきます。
1匹ではなく、たくさんのアブラムシが集まると凄く弱ります。

 

特に若葉や新芽につきやすいですので、
目についたときすぐに対処することが大事です。

 

また、アブラムシ類によって、ウイルス病にかかりやすくなります。
アブラムシが汁を吸うときにウイルス菌を吸って次の植物に感染させます。

 

ウイルス病は、治療方法がなく治すことができないので、
アブラムシを駆除することが病気の防除になります。

 

 

■スイカ アブラムシ対策

 

1.シルバーマルチを使う
アブラムシは反射光を嫌います。
マルチにシルバーマルチを使うことにより、軽減できます。
ただし広い畑だと、シルバーマルチは結構な費用になります。

 

2.牛乳を薄めて散布する
牛乳を使うのも安全ですね。
晴れた日に、牛乳を2倍くらいに水で薄めて散布します。

 

粘着くん同様に、呼吸を阻害して駆除します。
1回では不十分ですので、何日か連続して散布してください。

 

散布して1時間後くらいに牛乳を洗い流すようにします。
そのままだと、カビが生えたり、病気にかかりやすくいなります。

 

 

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粘着くん

 

 

3.粘着くんを使う
粘着くんは、ソフト農薬で、化学殺虫成分を含まない農薬です。

有効成分の中に、食用デンプンの一種を使っているため、
安全性が高く、安心感が強いです。

 

デンプンの粘着効果でアブラムシの呼吸を阻害し、
物理的に駆除し、耐性がつくことは少ないです。

粘着くんは100倍に希釈して散布します。

 

 

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ナナホシテントウは益虫です

 

 

4.天敵を利用する
アブラムシの天敵はテントウムシです。
テントウムシは肉食なので、近くにテントウムシが居れば、
アブラムシを食べてくれます。

益虫(私たちの暮らしに役立つ良い虫)を活用しましょう。

 

5.コンパニオンプランツを植える
互いに良い影響を及ぼす植物のことをコンパニオンプランツと呼びます。

近くに植えるだけでアブラムシ防除の効果があがります。
スイカは、長ネギ、ニラ、ニンニク、マリーゴールドなどを、株間に植えます。

 

 

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オルトラン粒剤 小さな振り出しタイプもあります C)農家の店 みのり

 

 

6.農薬を使う
中でもオルトランは使いやすい農薬です。
オルトラン水和剤、オルトラン粒剤が効果的です。

 

水和剤は散布、粒剤は土のまわりにばらまきます。

詳しい使い方は、農薬の説明書をよく読み、希釈倍率や
散布回数に注意して使用するようにしてください。

 

管理人は苗の植え付け時に株元に少量撒きます。
これだけで、スイカにアブラムシが、ついたことはありません。

 

■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

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スイカの害虫

スイカの害虫

読了までの目安時間:約 8分

 


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ウリハムシ

 

スイカには様々な害虫がつきます。
葉を食害するもの、汁を吸うものなどなど。

 

食害されて葉の数が少なくなれば、
それだけ光合成が難しくなり、株が弱ります。

 

吸汁する害虫も、数が増えれば株が衰弱し、
病気を媒介することもあるのでとても厄介です。

発生時期もバラバラで、年に何度も発生する害虫もいます。

 

完全に防除するのは難しいですが、防虫ネットを使ったり、
葉などをこまめにチェックしたり、専用の薬剤を散布するなど、
できるだけ被害がでないように工夫しましょう。

 

 

[スイカの害虫]

 

 

■食害系

 

・ウリハムシ
茶色っぽいオレンジ色をした甲虫がいたら、ウリハムシかもしれません。
成虫は主に葉を食害し、幼虫は根を食害します。

 

ウリハムシに食害された葉は、丸い穴が開いていたり、
丸い線が入っていたりするので、すぐに分かります。

 

どこからともなく飛来し、気付かないうちに、
繁殖してしまうことが多いので注意が必要です。

 

越冬した成虫が春に活動を始め、卵を産みます。
その卵から孵化した幼虫がまた成虫になるのが7月~8月頃です。

 

生育初期の段階で、著しく葉を食害されたり、
根を食害されてしまっては、スイカはうまく育ちません。

 

発見したらすぐに捕殺したいところですが、
少しの衝撃や人の気配で、すぐに飛び去るので捕殺が難しい虫です。

 

朝の早い時間帯であれば、動きが緩慢になるので、
葉をチェックして成虫がいたら捕殺するようにしましょう。
また、専用の薬剤を使うことにより、防除することもできます。

 

・ウリキンウワバ
ウリキンウワバは蛾の仲間で、成虫は特に問題ありません。
問題は幼虫です。

 

幼虫は主に葉を食べて育ちますが、
ウリキンウワバはその生態が少し変わっています。

 

孵化したばかりの小さい幼虫のうちは、
葉の裏側から食害しますが、だんだんと大きく育ち、
蛹になる直前になると、今度は葉の付け根を狙います。

 

葉と葉柄とをつなぐ葉脈を数本かじり、意図的に葉を萎れさせるのです。
幼虫は萎れた葉の中に潜み、数日のうちに最後の食事をして蛹になります。

 

病気というわけでもないのに、萎れる葉が何枚も出てきたら、
ウリキンウワバの幼虫が潜んでいる可能性があります。

 

発生は8月~9月頃が多いので、
その時期になったら葉のチェックを行いましょう。

 

幼虫は体に角のような突起がたくさん出ていて、
トゲトゲと変わった姿をしているので、色は緑色ですが発見しやすいです。
幼虫を発見したら、専用の薬剤を散布するか、捕殺するようにしましょう。

 

・ウリノメイガ
こちらも蛾の仲間で、幼虫が葉を食害します。
ウリノメイガは年に4回ほど繁殖時期があり、
6月~10月の間に断続的に発生します。

 

この期間はスイカの栽培期間と、
ほぼ重なっているので、常に注意が必要になります。

 

特に8月~9月にかけての被害が大きく、
ちょうど収穫時期と重なるので、チェックを怠らないようにします。

 

孵化してすぐの頃は、葉の裏側から食害が始まりますが、
大きくなってくると葉を巻いた中に潜むようになります。

 

小さいうちでも、大群に食害されれば草勢は弱まりますし、
大きくなって葉を巻き始めてしまえば、
葉ごと取り除いて処分することになります。

 

専用の薬剤を使用して防除するか、
細かくチェックをして地道に捕殺するようにしましょう。

 

 

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アブラムシもウイルスを媒介するので気をつけます

 

 

■吸汁系

 

・ワタアブラムシ
冬の間は、別の植物に卵の状態でくっついて越冬し、
春になると孵化してどこからともなくやってきます。

 

アブラムシ類はどれもそうですが、飛来してきたのが一匹であっても、
放置していればあっという間に繁殖してしまいます。

 

イモムシのように、葉をむしゃむしゃと食害することはありませんが、
小さな体でも大群で汁を吸われるとなると、
どんどん株の養分が吸い取られ、弱ってしまいます。

 

葉の裏や生長点の柔らかい新芽などによくつくので、
時々チェックするようにしましょう。

 

見つけ次第、粘着テープなどで捕殺するか、
専用の薬剤を散布して防除するようにしましょう。

 

・ハダニ
ハダニもアブラムシと同じで、
どこからともなくやってきて食害と繁殖が始まります。

 

とても小さい虫なので、目視ですぐに見つけることは難しいです。
葉の裏にくっついて汁を吸いながら繁殖し、数を増やしていきます。

 

葉がかすり状になったり、表面に糸を張ったようになっていたら、
ハダニの仕業かもしれません。

 

こちらも繁殖力がとても強いため、
放置していると大変なことになってしまいます。

 

見つけ次第、専用の薬剤で防除するか、
被害が少ないうちに被害のある葉のみを、
取り除いて処分する必要があります。

 

ハダニは高温、乾燥した環境を好みますので、
時々霧吹きなどで葉水を与えると、予防になります。

 

・オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミは、暖かくなった頃から秋頃まで発生が続きます。
葉の裏に白っぽい小さな虫がいたら、オンシツコナジラミかもしれません。

 

葉を吸汁するところは、アブラムシやハダニと同じです。
繁殖力も強いので、放置しているとどんどん増えて、
株が弱って枯れてしまうこともあります。

 

この害虫がついた時、一番厄介なのが病気を媒介することです。
オンシツコナジラミの排泄物をエサとして、
今度は菌が繁殖して症状を引き起こします。

 

すす病などがその代表的な例で、これにかかってしまうと、
葉だけでなく実まで黒くなってしまうことがあります。

 

虫自体は、目に見えないほどの小ささではありませんが、
粘着テープなどを使っても、完全に駆除するのは難しいです。

発生を確認した場合は、専用の薬剤を使って防除した方が確実です。

 

*写真は取材中です。

*害虫や病害の情報・写真は、全国農村教育協会さまが詳しいです。
http://www.boujo.net/

 

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