スイカ アレルギー

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スイカ アレルギー

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スイカ!
日差しの強い暑い日に、よく冷えたスイカを食べると、
爽やかな香りと甘さでとても癒されますよね。

 

そんなアレルギーとは無縁そうなスイカですが、
アレルギーはあるのでしょうか。

 

 

[スイカ アレルギー]

 

 

■スイカアレルギーとは?

 

そもそも、スイカのアレルギーなどあるのでしょうか。
アレルギーといえば、杉や雑草などの花粉のアレルギー、
食物であれば卵や小麦粉などのアレルギーをよく聞きます。

 

実はアレルギーはこういった有名なものだけでなく、
ありとあらゆるもので存在する厄介なものです。

 

そもそもアレルギーとは、体内にある物質が入ってきた時に、
それを悪者として追い出すために、体が反応している状態を指します。

 

本来は風邪のウィルスなど、人体に有害なものが入り込んだ時に、
それと戦うために反応するのですが、
特に有害ではないものにも過剰に反応することによって、
激しいアレルギー反応が起こります。

 

そのため、スイカのような特に何も影響がなさそうなものでも、
触れたり食べたりすることで、アレルギー症状を起こすことがあるのです。

 

 

 

 

■スイカアレルギーの症状

 

スイカアレルギーを起こした場合、どのような症状が出るのでしょうか。
実は今まで見過ごしていたけれど、
アレルギー症状であった場合もあるのです。

 

・蕁麻疹、喉、唇の違和感や痒み
スイカを食べた後、だいたい15分~1時間の間に出る症状としては、
蕁麻疹や喉の痒みや違和感、唇の違和感や痒みなどがあります。

 

食べてすぐに反応が出るので、こういったなんらかの違和感が出ると、
スイカが原因かも? とすぐに思い至ることができます。

 

特に蕁麻疹は、目に見える症状が出るので、とても分かりやすいです。
喉や唇の違和感、痒みは、程度が軽いものだと、
気のせいで済ますことが多いので、要注意です。

 

運よく軽度のアレルギー反応で済んでいるうちは良いですが、
何かのタイミングで重度のアレルギー症状が出た場合、
喉の閉塞感から呼吸困難や窒息状態になることもあり、とても危険です。

 

 

 

 

・くしゃみ、鼻水、咳、目の痒み
蕁麻疹や喉、唇の違和感と同じように、
比較的早いタイミングで症状が出やすいのが、
くしゃみや鼻水、咳、目の痒みといった症状です。

 

これらの症状は、よく花粉症で出やすいものですが、
花粉症にだけ出る症状ではないのです。

 

スイカのような食物を食べて起きるアレルギーにも、
花粉症と同じような症状が出ることがあります。

 

また、スイカを食べる季節が夏ということもあり、
冷房の入れすぎによる夏風邪と勘違いする人も多いようです。

 

スイカを食べた時に、毎回くしゃみなどの症状が出る場合は、
アレルギーを疑った方が良いでしょう。

 

 

・腹痛、下痢、嘔吐(吐き気)
スイカはとても水分が多いため、たくさん食べてしまうと、
お腹が痛くなったり下痢を起こすことがあります。

 

けれど、これもアレルギー反応によって出ている場合があります。
しかも時間差で症状が出る場合があり、
遅いとスイカを食べてから2日後くらいに出ることもあるそうです。

 

スイカを食べてからこれだけ時間が経ってしまうと、
ただ調子を崩しているだけと勘違いしてしまいます。

 

けれど、スイカを食べた後、毎回似たような症状が出るのであれば、
アレルギーの可能性があるので注意が必要です。

 

 

 

 

■スイカアレルギーになりやすい人

 

スイカアレルギーには、実はなりやすい人がいます。
それは、ブタクサやイネ科植物の花粉のアレルギーを持っている人です。

 

これはブタクサやイネ科の植物が、
スイカと同じようなアレルゲンを持っているためです。

 

アレルゲンが同じなら、それに反応してアレルギー症状を起こすため、
どうしてもアレルギー症状が出やすくなってしまいます。

 

ブタクサやイネ科植物に対して、アレルギーを持っている人の場合、
スイカを食べるだけで、くしゃみや咳が激しく出る場合があります。

 

さらには目の痒み、顔全体が腫れたようになることもあります。
また、スイカと同じウリ科の植物にアレルギーを持っている人も、
スイカアレルギーが出やすいといえます。

 

もちろん、ブタクサやイネ科植物、
ウリ科植物のアレルギーを持っていない人でも、
スイカアレルギーになることはあります。

 

 

 

 

■赤ちゃんのスイカアレルギー

 

スイカは離乳食の初期から与えられる食べ物でもあります。
最初は果汁のみを与え、だんだんと食感を感じられるように与えますが、
当然ながら赤ちゃんの中にもスイカアレルギーも持っている子がいます。

 

一番最初にスイカを与える時は、必ず少量の果汁から始めるようにします。
スイカアレルギーを持っている場合、出る症状は大人と同じです。

 

蕁麻疹や喉、唇の腫れや違和感、かぶれ、くしゃみ、鼻水などです。
果汁を与えた後、30分ほどは必ず様子を見ます。

 

その後、特に様子が変わらないのであれば、問題ないと判断できます。
離乳食が進むにつれ、与える量を増やしたり、
果汁のみから果肉ごと与えるようになっていきます。

 

スイカ以外のものを与える場合も同じですが、
何か違和感や異変があった場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。

 

 

 

 

■スイカアレルギーかもと感じたら

 

スイカを食べた後に、気になる症状が出る場合や、
ブタクサやイネ科、ウリ科植物にアレルギーを持っていて、
スイカにアレルギーがあるか気になる場合は、
やはり病院で検査しておいた方が安心です。

 

それ以外の場合でも、重い症状が出た場合は、
すぐに病院に行って処置してもらうようにしましょう。

 

アレルギー検査でスイカのアレルギーを持っているかどうかを知っておけば、
アレルゲンであるスイカを避けて生活することができます。

 

さらに万一の時も早く処置することができます。
また、アレルギーがないことが分かれば、
安心してスイカを食べることもできます。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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