スイカ生産ランキング

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スイカ生産ランキング

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スイカが年間、どれくらい生産されているか、ご存知でしょうか?

 

普段何気なくスーパーで見かけるスイカも、そこに存在するからには、
必ずどこかで育てられたものです。

 

スイカの生産は、どの県、どの国が多いのでしょうか。

 

 

[スイカ生産ランキング]

 

 

■サイズ別スイカ生産 ランキング

 

スイカには、大きく分けて大玉スイカ・中玉スイカ・小玉スイカの3種類があります。
どのサイズもよく見かけますが、大玉スイカや中玉スイカは、
カットされた状態で販売していることも多いです。

 

この3種類のサイズの中で、多く生産されているのは、大玉と中玉です。
昔に比べると生産数が減ったとはいえ、やはり食味が良い品種も多いためか、
生産の中心となっているのはこの2サイズです。

 

大玉と中玉に比べると、小玉は少し生産量が落ちますが、
以前と変わらない量が生産されているのが特徴です。

 

現在は、昔に比べるとスイカ全体の生産量が減ってきています。
その中で、生産量も販売店でも取扱量もほとんど減らないのが、小玉スイカです。

 

大玉スイカに比べてサイズが小さい分、1玉丸ごと買っても値段が手ごろなことと、
少人数でも食べきりやすいこと、家庭用の冷蔵庫でも入りやすいことが、
人気の秘密かもしれません。

 

 

 

■国内のスイカ生産 ランキング

 

日本国内でのスイカ生産地といえば、どこを思い浮かべますか?

熊本県や鳥取県というイメージが強いかもしれませんが、
日本でのランキングはどうなっているのでしょうか。

 

1位:熊本県 53,800 t
2位:千葉県 41,600 t
3位:山形県 31,700 t
4位:新潟県 22,700 t
5位:鳥取県 21,300 t

*出典: 農水省

 

実際にランキングを見ると、意外と日本全国に生産地がばらけています。
スイカを多く生産している地域には、特徴があります。

 

まずは、一日の日照時間が長いことです。
スイカは日当たりの良い環境を好むので、
日照時間が長い地域の方が、すくすくと生長できるのです。

 

この他にも、土質があります。
スイカは果実の中に水分をたっぷりと含んでいるため、
水がたくさん必要だと思われがちですが、原産地は乾いた砂漠地帯です。

 

そのため、水はけが良い砂地での栽培が向いています。
生産地域は、砂丘のある場所や、
火山灰によって水はけが良い土質を持った場所が多いです。

 

また、日中と夜間とで、寒暖の差がある地域も、
おいしいスイカが育つといわれています。

 

 

 

 

■国外のスイカ生産 ランキング

 

スイカは日本のものというイメージが強いですが、
海外でも盛んに食べられている地域があります。
世界のスイカ生産ランキングを見てみましょう。

 

1位:中国 72,943,838 t
2位:イラン 3,947,057 t
3位:トルコ 3,887,324 t
4位:ブラジル 2,163,501 t
5位:エジプト 1,894,738 t

*出典: FAO

 

堂々の1位は、中国でした。

 

生産量が世界基準で見ても最も多く、全体の60%以上を生産しています。

 

中国以外のイランやトルコなどは、
あまりイメージがわかない方もいるかもしれません。
けれど、スイカはもともとアフリカや中東近辺が原産といわれている植物です。

気温が高く乾燥した地域では、野生のスイカが自生しています。
もともとスイカが自生している地域では、
食用だけでなく、生活水として利用されることもある、
とても重要な植物なのです。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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