種から育てやすい 美味しいスイカ

スイカの育て方.com

種から育てやすい 美味しいスイカは?

読了までの目安時間:約 7分

 


スポンサードリンク


スイカを収穫する喜びは、最高です!

 

 

スイカを家庭菜園で育てる時、苗から育てることが多いですが、
実は種から育てることもできます。

 

種から育てやすい美味しいスイカには、どのような品種があるのでしょうか。

 

 

[種から育てやすい 美味しいスイカは?]

 

 

■スイカを種から育てる

 

スイカは苗から育てることが多いですが、もちろん種から育てることも可能です。
スイカを種から育てる時、2つのパターンがあります。

 

1つは市販の種を使う場合、もう1つは食べたスイカの種を使う場合です。
それぞれの方法には、どのような違いがあるのでしょうか。

 

・市販の種を使う
ホームセンターやインターネットでは、スイカの種も普通に販売されています。
色々な種苗会社が育てやすく、美味しい実がなるように改良しているため、
比較的育てやすいものが多いです。

 

各種苗会社では、カタログの取り寄せもできるので、
気になる品種は直接種苗会社から購入するのも良いでしょう。

 

 

虫の少ない地域では人工授粉をします

 

 

・食べたスイカの種を使う
スーパーなどで買ってきたスイカを食べた時、種を捨てることが多いですが、
その種を使って育てることもできます。
洗って果肉を取り除き、陰干しして表面を乾燥させたら、種まきができます。

 

ただし、スイカには固定種とF1種とがあります。
固定種であれば、食べたスイカからとった種でも育ちますが、
F1種は一代でのみ特性が出る品種のため、
種をとって播いても、親と同じものは育たないのです。

 

品種に関わらず、種をとって播けば芽が出るところまではいくかもしれません。
けれど、F1種だとうまく育たず、実がつかなかったり、
実を収穫してもおいしくないことがあり得ます。

 

食べたスイカの種を育てる場合は、そのスイカの品種を調べておくと良いでしょう。

 

市販されているスイカの中には、ブランド名で流通しているものもあります。
この場合、本来の品種名とは異なることがあるため、
名称から性質を知るのは難しいです。
本来の品種名を探し、その品種名に沿って育て方や性質を調べましょう。

 

固定種の販売されている種を育てたほうが、
育てやすく美味しいスイカを収穫できる可能性はとても高いです。

 

 

着果して、どんどん大きくなるのが嬉しい!

 

 

■種から育てやすい 美味しいスイカは?

 

スイカはどれもおいしいですが、種から育てるのであれば、
低温に強かったり、病気に強い品種を選ぶのがお勧めです。
丈夫で生長が早いのも、種から育てるには魅力的な特徴となります。

 

どの品種も同じですが、スイカは低温に弱いです。
種を播いて発芽させるためには、適温を保つ必要があります。

 

育てたい品種を選んだら、育苗するための万全の体勢を整えましょう。

*スイカの詳しい種からの育て方はこちらをごらんください。
>>スイカ 種からの育て方

 

・小玉スイカ
種から育てやすく、しかも美味しいスイカとなれば、
最もお勧めなのは小玉スイカです。

 

種からか苗からかに関わらず、小玉スイカは中玉や大玉に比べて育てやすく、
しかも着果から収獲までの期間が短いので、早めに食べられます。

 

病気に強い品種も多いですし、糖度が高い品種もたくさんあります。

 

一般的によく見かける品種としては「紅こだま」や「紅しずく
ニューこだま」などがあります。

 

・中玉スイカ
小玉スイカよりも大きめのスイカを育てたい場合は、
ラグビーボール型の中玉スイカが良いでしょう。
ラグビーボール型のスイカは、生長が早く、食味が良いです。

 

ホームセンターなどでもよく見かける品種には、
マダーボール」「ミニラグビー」などがあります。

 

・大玉スイカ
どうしても種から大玉スイカを育てたいというのであれば、
できる限り病気に強いものを選ぶようにします。

 

どのサイズのスイカもそうですが、自根苗で育てると、
病気にかかる可能性がどうしても高くなります。

 

特に大玉スイカは、着果から収獲までに時間がかかりますし、
あの大きな実を育てるため、株にかかる負担も大きいです。
その負担から株が弱り、病気になることも少なくありません。

 

それを回避するために使われるのが、接ぎ木苗です。
もちろん、自分で接ぎ木苗を育てられる方なら問題ありません。

 

ただ、家庭菜園の初心者の方や、接ぎ木をしたことがないという方いとっては、
かなりハードルの高い作業でしょう。

 

もともと病気に強い品種であれば、接ぎ木苗にしなくても、
収穫まで育てられる可能性が高くなります。

病気に強い品種には「縞王シリーズ」「タヒチ」などがあります。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


スポンサードリンク

 

タグ : 

スイカ栽培 Q&A

人気の記事!