夏まくらJr

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夏まくらJr

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夏まくらJr

 

 

夏まくらJrは丸種株式会社から販売されている楕円形の中玉サイズの品種です。

草勢は中程度で、果皮がとても硬いので裂果が特に少ない品種です。

 

夏まくらJrの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

 

[夏まくらJr]

 

 

◎楕円形をしている中玉スイカ

表皮は縞模様がくっきり出て、形は縦にやや長い楕円形をしています。
一般的な品種と比べ、形が独特なので、育てても分かりやすいです。
果皮がとても硬く、収穫後でも裂果が少ないです。

 

果肉は赤色で、黒色の種がある品種です。
栽培や、熟期によっては、種が白っぽくなることもあります。
皮と果肉の部分がはっきり分かれています。

 

サイズは中玉で、4kg~5kgになります。
小玉品種では物足りない、大玉では大きすぎる、
その中間を満たしているのが中玉サイズのスイカです。

 

◎草勢は中程度

株の育ちや伸びを表現するのが草勢という言葉です。
スイカは一般的に、育てやすいのは中程度~やや強いくらいです。
草勢は中程度で、比較的管理がしやすく、育てやすいです。

 

草勢は生育後半まで保つようにすることが大事で、
特に肥料切れには注意したいところです。

 

また、肥料は、チッソとカリを大玉スイカより少なめにし、
リン酸は大玉スイカと同じくらい与えるのが理想です。

 

開花から収穫までは、6月頃で45日~48日、
7月頃なら40日~45日が目安です。

 

◎ハウス、トンネル栽培から地植え栽培まで可能

家庭菜園では珍しいですが、ハウスで栽培ができます。
ハウス栽培の場合、10月~12月頃に種をまきますが、
やや難しいので、暖かくなってからの作型がオススメです。

 

家庭菜園でも可能な、トンネル栽培、
こちらは種まきが2月~3月頃で、暖かい室内で管理します。
苗から育てる場合、4月上中旬頃に植え付けます。

 

ハウスやトンネルを使わない地植え栽培は、
十分暖かくなってから栽培を始め、種まきは3月中旬頃、
植え付けは4月下旬頃が適期となります。

4月頃の植え付けは、気温が十分上がらない日もあるので、
苗にキャップを被せたりすることで、温度を確保します。

 

 

■夏まくらJr

 

◎特徴
・4kg~5kgくらいになる中玉のスイカ品種
・形は楕円形で、表皮は緑と黒色の縞がくっきりとしている
・果肉は赤色で、種は黒色
・肉質は緻密で、シャリ感がはっきりと感じられる
・糖度は13度以上と、高く出る
・ハウス、トンネル栽培に最も適している
・地植え栽培でも、実の劣化が少ない
・栽培は4本仕立て、2果収穫にする
・地植えの放任栽培の場合、1株につき4果が目安
・6月収穫で開花後45日~48日で収穫
・7月収穫では開花後40日~45日で収穫

 

◎栽培のコツ
・元肥は、チッソ、カリを大玉スイカより20%減らす
・リン酸は大玉スイカと同量を入れる
・草勢が生育後半で落ちないよう、肥料切れに注意する。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカの品種

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