しまこだま

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しまこだま

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しまこだま C)サントリーフラワーズ株式会社

 

 

しまこだまは、サントリーの本気野菜シリーズから販売されている、
小玉~中玉のスイカ品種です。

 

1玉が3kg~4.5kgほどになるので、収穫できた時は、
一般の小玉スイカ以上の満足感があります。

しまこだまは、家庭菜園でも気軽に育てることができるよう、
全体的にコンパクトに育つように改良されているため、
スイカ栽培が初めての方でも育てやすい品種です。

 

小さめに育った場合、実の形が球形に近い状態か、やや腰高に仕上がります。
実が大きく育つと、少し縦長の形になるのが特徴です。
皮はスイカらしい、緑と黒の縞模様をしています。

 

切ってみると、中が明るい紅桃色で、爽やかでみずみずしい雰囲気です。
水分を多く含んだ果肉は、切るとスイカ特有の甘くて爽やかな香りが漂います。

 

サントリーの本気野菜シリーズのスイカの特徴は、コンパクトに育つことです。
スイカは長くつるを伸ばすため、栽培には広いスペースが必要となります。

 

また、実を大きく育てる工夫や、長期間つるにつけて育てると不安があります。
こちらのシリーズは、草勢が強いにも関わらず、
節間が短いためにつるの伸びが抑えられています。

 

他の一般的なスイカに比べると、狭いスペースでも育てられるのが魅力です。
だいたい1坪くらいのスペースがあれば、しまこだまを育てることができます。

 

容器栽培も可能ですが、基本的には畑栽培を想定した品種となっています。

 

容器栽培では、実が3kgくらいに育つ可能性が高くなりますが、
熟した実を収穫できれば、とってもおいしいスイカを楽しむことができます。

 

しまこだまは本気野菜シリーズのスイカの中で、
一番受粉から収穫までにかかる日数が少ない品種です。

 

実が一番大きくなるにも関わらず、他の2種が40日以上かかるところ、
しまこだまの場合は35日~37日と短いのも嬉しいところです。

 

基本的な育て方は、一般的なスイカと同じですが、元肥を控えるのがポイントです。
特に窒素が多い状態になると、つるボケを起こしやすくなります。
また、着果するまでは、元肥のみで育てるため、追肥は不要です。

 

 

■しまこだま

 

◎特徴
・緑の果皮に黒いラインの縞模様が入り、スイカらしい姿
・腰高~やや縦長の形
・1玉の重量が3kg~4.5kgと、小玉~中玉サイズに育つ
・中の果肉は鮮やかな桃紅色で、果皮と果肉の色とのコントラストが美しい
・果肉は甘みがあってスイカ特有の爽やかさが際立つ
・コンパクトに育つので、狭いスペースでも栽培可能
・容器栽培も可能だが、実が小さくなることがある

 

◎栽培のコツ
・基本的には一般的なスイカの育て方に準ずる
・節間が狭いためにコンパクトに育つが、草勢は強め
・栽培初期に窒素を効かせすぎないように注意
・栽培中通して、肥料を控えめに与える
・栽培初期は元肥のみで栽培し、着果してから追肥を開始する
・開花して受粉後35日~37日で収穫が可能(5月上旬定植、6月中旬交配の場合)
・1株で1玉~2玉収穫を目指す

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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スイカの品種

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