スイカ,育て方

スイカの育て方.com

人気の記事!

スイカ 収穫前にしおれる理由は?

目安時間:約 6分

 


kutyusaibai
スイカ、待ちに待った収穫直前に、突然しおれて枯れることがあります

 

 

スイカが、収穫期に入っている頃であれば、
慌てて収穫して食べることもできますが、
肥大途中に枯れてしまったのでは、どうしようもありません。

 

いくつか考えられる原因があるので、
スイカ栽培をする時は注意して育ててみましょう。

 

 

■スイカ 収穫前にしおれる理由は?

 

1.根が傷んだ
最も多い理由は、根が傷んでしまった場合です。
根の傷みが、直接しおれる原因になることもありますし、
そこから病気にかかるなどしてしおれてしまう場合もあります。

 

根が傷む原因としては、栽培後期に入ってからの長雨です。
スイカは本来、乾燥した雨の少ない地域で育っていた植物です。

 

その地域に比べると、日本は雨が多く湿気も高いので、
露地で何の対処もせずに育てるには不向きです。

 

雨の降らない日照りの日が続いている間は、
与える水分のコントロールが難しくないので、
特に問題が起こることは実は少ないものです。

 

その乾燥した状態から、雨が何日も降り続いたり、
大雨が降ったりして大量の水分が土壌に含まれると、
過湿状態になって根が傷んでしまいます。

 

この時、根がひどく傷んでしまうと、
だんだんとしおれて株全体の元気がなくなり最後には枯れてしまいます。

 

降雨による根の傷みを防ぐには、雨除けが一番有効です。

 

容器栽培をしている場合は、軒下などに移動させるようにし、
地植えで育てている場合は、支柱の上にビニールを張って雨除けにしたり、
簡易的なビニールハウスを建てて雨除けをするようにします。

 

 

suika04 (2)

密生させずに株間をとると病気にかかりにくいです

 

 

2.病気にかかった
根が傷んだことにより、病気にかかりやすくなることもありますが、
そうではなくても病気にかかってしおれてしまうことはあります。

 

スイカがかかりやすい病気には、
つる割病・萎凋症(いちょうしょう)などがあります。 

 

いずれもウリ科の連作やどろ跳ね、
根傷みなどが原因で起こることが多い病気です。
ウリ科は連作障害が出やすいものが多いですが、スイカもその一つです。

連作せずに何年か間をおいて育てるようにします。
また、接ぎ木苗など連作に強い苗を使うのも一つの手段です。

 

どろ跳ねは、伸びたつるの下にワラなどを敷くことによって、
簡単に回避することができます。

 

また、根の傷みは過湿によって起こることが多いので、
雨除けをして過分に水を与えないようにしましょう。

 

ある程度の病気は、あらかじめ消毒しておくことで防ぐこともできます。
それぞれの病気に合った薬剤を定期的に散布し、
発病させないようにすることも重要です。

>>スイカの病気

 

 

suika (1)

株を疲れさせないように、余分な雌花は摘んでおきます

 

 

3.株が疲れてしまった
スイカは大きな実をつける植物なので、
実を育てている途中で株が疲れて、しおれてしまうことがあります。

 

実を大きくして収穫するまでしっかりと育てるためには、
最後まで株を元気な状態を保つことが大事です。 

 

親つるを摘芯した後に伸びる子づるは、全てを育てるのではなく、
元気の良い子づるを2本~3本選んで、あとは取り除きます。

 

その後、順当に育っていれば葉も大きくなって茂り、
光合成できる力も大きくなって、株が充実していきます。

 

途中、子づるから孫づるが伸びてきますが、
葉の数が増えるほど光合成する力が大きくなり、株が充実するので、
摘芯したり間引いたりする必要はありません。

 

ただし、余分な実をつけたり、余分な力を使うことがあるので、
雌花は摘んでしまうようにしましょう。 

 

また、適切な追肥も株を元気に保つためには欠かせません。
栽培初期は、元肥以外の肥料は与えませんが、
着果した実が卵くらいの大きさになったら、最初の追肥を始めます。

 

その後、2週間~3週間おきくらいに追肥を繰り返すことで、
株を疲れさせず、最後まで元気に育てることができます。

 

また、容器栽培をしている場合は、
苗を植え付けてから3週間~1ヶ月経ってから追肥を開始し、
化成肥料なら3週間に1回、液体肥料なら1週間に1回くらいの、
ペースで与えるようにします。

>>スイカの肥料は?

 



 

タグ :  

スイカ栽培 Q&A