ひとつだね

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ひとつだね

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ひとつだね

 

 

ひとつだねは、萩原農場が販売している種なし小玉スイカの品種です。
1玉が3kg前後の小玉品種で、縞模様も美しく味も良いスイカです。
ひとつだねの特徴と育て方のコツをご紹介していきます。

 

◎選りすぐりの種なし品種
スイカを食べる時、大きく切ったり、スプーンなどで食べる場合でも、
四角くカットしたものを食べる場合でも、気になるのは種の存在です。

 

種を噛んでしまわないよう注意して食べるあまり、
本来の味や食感を十分に感じられなくなっていることがあります。

 

また、子供やお年寄りなど、うまく種と果肉を口の中で選別できないと、
スイカを敬遠する原因にもなります。

 

ひとつだねは、選りすぐりの種なし品種で、安心して食べることができる、嬉しい品種です。
1玉が3kg前後の小玉品種のため、少人数で食べる時でも持て余すことがありません。

 

表面の皮は、濃い緑色にしっかりと黒い縞模様が入り、ツヤもあり見映えがします。
中の果肉は、少しピンクがかっている、鮮やかな明るい桃紅色です。

 

今までの種なしスイカの中には、種なしと名前がついていても、
1玉の中に数個の種が発生していることがありました。

 

ところがこのひとつだねは、なんと1024分の1の確率で、
ようやく1個の種が見つかるかどうか、という品種だそうです。

 

種なしスイカに種が入っていると残念な気持ちになっていましたが、
ひとつだねの場合なら、むしろ種を見つけることで、運試しができそうです。

 

種なし品種ですが、シイナと呼ばれる白い小さな種が入ることがあります。
シイナは硬くない、食べられる種ですが、ひとつだねはこのシイナの発生も少なく、
また発生してもごく小さく、食べた時に気になりにくい品種となっています。

 

種なしスイカは食感や味が悪いと思われがちですが、
ひとつだねは余分な繊維が少なく肉質が締まり、食味も良好です。

 

◎2倍体品種で人工授粉を
ひとつだねを栽培する時に注意したいのが、受粉についてです。
ひとつだねは3倍体品種のため、花粉に着果能力がありません。

 

つまり、自家受粉ができない品種なのです。
着果させるには、2倍体品種の花粉を使って、人工授粉をする必要があります。

 

それさえ気を付ければ、比較的育てやすい品種です。
栽培初期は草勢が強めに出ますが、着果後は落ち着くことが多いので、
栽培期間中を通して暴れることがありません。

 

また、着果後の草勢が落ち着くことにより、奇形果が出ることも減ります。
花粉は着果能力がありませんが、雌花の着生が良いため、
きちんと人工受粉ができれば、着果率は確保できます。

 

種を播いた時、土の水分が多すぎると発芽不良を起こすことがあります。
種まきの前の浸水は不要ですので、そのままの状態で種を播き、
種を播いた後の水分管理に注意します。

 

草勢が旺盛にやりやすいため、一般的な小玉スイカ品種の7割程度、
大玉品種の5割以下を目安に肥料を与えるようにします。

 

 

■ひとつだね

 

◎特徴
・1玉3kg前後の小玉品種
・種なしの赤肉種
・濃い緑に黒い縞模様
・繊維が少なく締まりの良い肉質
・種なしを生かしてのカット販売に向いている

 

◎栽培のコツ
・3倍体品種のため、2倍体品種の花粉を使った人工交配が必須
・栽培初期は生育が旺盛だが、着果後に安定する
・雌花の着生は良好
・種まきの時は事前の浸水は避け、種をまいた後の水分管理に注意する
・生育旺盛なため、小玉品種の通常の7割程度か、大玉種の5割以下を目安に肥料を与える

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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